ある治療家さんから相談を受けた。

子どもを施術しているときに、その母親が気になると。

子どもに問題がある場合、原因が親にある場合がほとんどだ。

だから、その母親に別に時間を作ってもらい、話ができたらという。

どうやって、それを親に促したらよいかという相談だ。

上手く切り出せないのだ。


私はニュースレターを隔月で書いている。

また、新患さんには、自己紹介を含めた手紙を出すこともしている。

新患さんに、改めて、手紙を出すには意味がある。

お互いに初めて会う人だ。

私も相手も、お互いをよく知らない。

そこで、自分を良く知ってもらうために、あえて出すのだ。

例えば、同じ小学校出身だったとしたら、それだけでお互いの距離はグッと縮まる。

相手との繋がりが深くなればなるほど、相手とのぶつかり、壁がなくなっていく。

相手と深く関わっていきたいから、手紙をだすのだ。

実際に会う時間は限られている。

手紙を出せば、手紙を読んでくれている時間も私との接点ができるのだ。

自分が手紙を書いている時間もそうだ。

その時間は相手のために使っているのだ。


また、ニュースレターもそう。

私がどういう人間かを知ってもらうためだ。

また、相手に役に立つ情報があれば、それも載せる。

それが何らかの役に立つのが私はうれしいのだ。

そういうことでも、相手との接点は増える。

繋がりが深くなるのだ。

というわけで、最初の質問に戻るのだが、こういう方についての症例や対応を書いたニュースレターやプリントを用意しておくのも手なのだ。

プリントを渡して説明もできるし、後で読んでもらうこともできる。

相手を導く手段を増やすことで、いろいろと勧めやすくもなるのだ。

限られた中で、相手と深く関わり、相手が気付く機会を増やしていくのだ。

深く関わるのが嫌なら、別の仕事をすればよい。


また、書くことが苦であれば、別の方法を考えればよいだけだ。

方法は無限にある。

 

ただ、やることは一緒だ。

 

※感想や質問はいつでもどうぞ。コメントやメッセージをフィードバックしてもらえるとうれしいです。

 

※11/8より、金曜日の武道の稽古を再開します。参加費その他を改定しています。HPを参照ください。

 

※11月の連休、第2回目となる身体操作にテーマを絞った合宿を行います。

当初、英彦山にて合宿する予定でしたが、急遽思い立ち、自宅兼道場にて合宿することにしました。1日参加でも大歓迎です。

2日間、どっぷり身体を使って遊びましょう。夜はシークレットなワークショップです。

ただ自宅兼道場なので、受け入れ人数に限りがあります。

詳しい案内はイベントページに載せています。ぜひご一緒しましょう。


※12/15(日)は全国各地にて遠隔エネルギー療法講座を開催されている阿部健一先生とコラボワークをします。
第1回目がとても好評で、その場で第2回開催が決まりました。今回もミラクルな化学反応が起きることでしょう。

 

ただただ清らかに流れていく 疋田一直 HP

 

拾一流柔術
 稽古日程および参加方法
 
 ■11/23(土)~24(日) 第2回からだの使い方合宿 虎の穴 
 ■12/15(日) 第2回アベケン&ヒッキーコラボセミナー【福岡】