プレゼンテーションはプレゼントをすることに似ている。

プレゼントには二つのアプローチがある。
相手の欲しいものをあげたいという側面、これはいたって当たり前。
もう一つは、自分ならではもの、自分なりの想いやオリジナルな要素を加えたものをあげたいという側面。これってプレゼンス=「私」の存在感とも言い換えられる。present に presence というエッセンスをほどよくふりかける。贈る相手が心から喜んでくれたり思いがけないサプライズが演出できるのは、この二つのアプローチがうまく組み合わさった時じゃないだろうか。

優れたコンセプトは、NEEDS と SEEDS の共通項だと言われる。これもおそらく同じ意味合いだ。相手が求めていることと自分が提供できること。言葉で言うのは簡単だけど、この二つをすり合わせるのって、本当に大切でかつ難しい。
独りよがりになっていないか、相手任せになっていないか、そのバランスの上に立って提案できたらと思う。

そして、プレゼンテーション(相手に贈るその瞬間)になったら、心を込めてこう伝えよう。
「あなたのために一生懸命考えました。気に入ってくれたらとても嬉しいです。」