恋学7 接触 | 『装備も武器も現地調達』

恋学7 接触

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長らくお待たせしました。

誰も待って待ってませんけども(苦笑)


何か気がついたら読者登録してくれた方がいらっしゃいましたので

その方達(二人)の為にわたくし、地味に頑張る所存で御座います!!

御二人様!今後とも宜しくお願い致します!(笑)


さてと(笑)

では、「物理的に隣に座る」にはどうしたら良いのか?


前回の段階で、相手とも或る程度距離が縮まっています。

言い換えれば

「時間が合えば、ちょっと話くらい聞いても良いかな?」

という状態になっていると言えます。


次に必要なのは、「アポイント(約束)」です。

この段階が一番勇気が要ります。


長年断られて来たとか、

前に誘った事があるが断られたとか

それもむごかったとか


そんな経験をお持ちの場合

これらの経験がトラウマとなって臆病になっているかもしれません。


営業的に例えるとこれは

「来る日も来る日も飛び込みし続けたが、誰も相手にしてくれない」

という経験に通じます。

最初はまさに「怖いもの知らず」なので、どんどん飛び込めるのですが

上記の状態が続くと、ある日を境に急に足が動かなくなります。

ターゲットの前まで来ているのに、訪問することなく移動したりします。

これは、断られることの「怖さ」を知ってしまった状態です。

こうなるとなかなか足は前に進みません。


しかし、ここで私がまだもうちょっと若かりし頃に

当時の上司に言われた言葉を送りましょう。


「断られるとお前が勝手に決めるな。

 それは相手が決めることで、

 まずお前ただ多くの人に案内をしろ。

 その中で興味を抱いてくれた人を大事にしろ。」


と。

まさにこれです。

「断られる」かもしれない・・・

いやきっと「断られる」に決まってる・・・

などと勝手に自分で決めてはダメです。

それは


相手が決めることです。


自分はただ、まず自分を紹介したいのだと伝える


事が大事なのです。

どっちにしろ、自分の中の闇に飲み込まれる必要などないのです。

何度も言いますが、


どんなにシュミレーションしようが

どんなに希望的な観測をたてようと、

どんなに絶望的な観測をたてようと、


実際の返答は相手以外決めようがない


のですから。


まずは、約束を取りつけます。

前回までの段階で、

相手に自分の存在に気がついてもらい

相手に自分への興味をもってもらい

相手の潜在需要を掘り起こし

相手の潜在需要を満たすものをアピールする


事が上手く出来ていれば、

冒頭に伝えたように相手はこの段階で

「時間が合えば、話くらい聞いても良いかな?」と思っています。


そうです。

「時間を合わす」んです。これがまさにポイント!!(熱


これは何も仰々しいものばかりではありません。

例えば、休み時間に相手がいる場所に出向くといった簡単な事でも構いません。

(これも、そのとき、その場所に、時間を合わせるということです)


営業的に言えば、

「お?何しに来たの?」

「いや、別にこれといってありませんが、部長の顔を見に来ました!」


と言った状態です。

こんな事して、営業って遊んでばっかり?と思われてしまいそうですが

これが大事なのです。

ここから先述の「仰々しいアポイント」を取り付ける事があるからです。

雑談をしていくなかで、


「そー言えば、この前言ってたあれ、今度詳しく聞かせてよ。」

「では、改めて資料を揃えて参ります。いつ頃が御都合宜しいでしょうか?」


まさにコレ。

コレです(笑)


この状態は、今までの経過と

上記のような顔出しがあって初めて生まれるものです。

何故か。


人は多くの接触を持った者に親近感を感じます。

(「単純接触の原理」)

そして、自分の悩み、相談を行うとき、

人は少しでも親近感のある者にそれを頼みます。


ですから、こうした何でもない時間も無駄にしてはいけません。

趣味の話でも良いです。

(映画でもおいしいお店でもなんでも)

そうした「ネタふり」をしておく事が後で生きてきます。

「種を撒く」のです。

いずれ「刈り取る」時のために。


ちょっと怖いですね・・・・(汗

でも大事なことです。

営業のまず第一関門は、


担当責任者を交渉のテーブルに付かせる


という事です。

これなくしては、本当の意味では何も始まりません。



先述の流れの中で相手から

「そういえば、この前映画好きだって言ってたよね?

 今度一緒に観にいかない?観たいのあるんだー」


といった事は起こりえます。

というか、起こります(ぇ


逆もあります。

雑談の中で、例えばパスタが大好きだという情報を聞きつけたとします。

そしたら、何をすれば良いかはお分かりですよね?



ここぞという時にアポイントを取りつけます。

そうです、勇気をふりしぼり


「受諾するか、棄却するかは、相手が決めることなのだから」


という言葉を胸に。


でも、自分は見た目が良くないから・・・・

などと悲観しておられる方もいるかもしれません。

見た目に対抗しうる武器が一つだけあります。

幾度となく言っていますが、それは「親近感」です。

相手の好みに遠いのであれば、「親近感」を大きく増大させるのです。

親近感のあげかたは、もう何度も説明していますよね?(笑)






さて、ここからは大きく道は二つに分かれます。

それは


1:相手がアポイントメントを受諾してくれた場合

2:相手にアポイントメント棄却された場合


です。

ここからは、相手に対して

「本当に具体的な行動」を起こしていますので

その反応で対応が問われます。


次回ではまず、2の棄却の場合を考えていきましょう。