◎たとえ間接的にであっても、たとえ些細なことであっても、悪口は極力慎みなさい。
あなたの気がつかない所で、誰をどのように傷つけているか、誰のどのような反感を買っているか、その言葉がめぐりめぐって、いかに人々の調和を害しているか、それは測り知れない。
悪口は、たとえそれが当たっていたとしても、長い眼で見れば、必ずや、多くの人々の心を害し、多くの人々の心の中に、敵と悪魔を創造しているのだ。
◎たとえ悪口で批評したとしても、十中八九はその悪い点は治らない。かえってその傷口を広げてしまうか、不当な反感を買うかのいずれかだ。
天川貴之
(JDR総合研究所・代表)