ダンス+メンタル
僕は、幼いころから人一倍の恥ずかしがり屋で、人前で話すことはもちろん28歳になるまでカラオケも行くことができませんでした(^-^;
まさか、人前で話すことを仕事にするなんて思いもよりませんでした。
6年前、メンタルトレーナーとして初めて人前で話す機会をいただきました。
聴いてくださる方々は10名程です。
みごとに失敗。。
それからは、人前で話すことが怖くなってしまい、1年間ぐらい人前で話す仕事を断り続けました。
しかし、人前で話す仕事をしないと、どうしても仕事が広がらず、覚悟を決めてもう一度やってみることに。
その時は、自分の「OKライン」を低くして講習に取り組みました。
そして、もう一つ取り組んダコとは「恥ずかしい」という感情がわいてくることにチャレンジすることです。
僕の場合それは「カラオケ」でした。
人生で人前で歌ったことがなかったけれど、友達と遊ぶ時に自分から「カラオケ行こう!」と誘って、いざチャレンジ!
恥ずかしくて顔から火が出そうでした(+_+)
「歌をうまく歌わなくてはいけない」とずっと思っていたけど「OKラインを下げてオンチでも最後まで歌えばOK!」ということにしました。はじめは「仕事のためのトレーニングだ!」と思っていたけど、何回も行くうちに段々と楽しめるようになってきました。
僕は今まで、恥ずかしいと感じることは全くやらずに生きてきたのですが、OKラインを下げることで、恥ずかしくても行動できるようになりました。
「恥ずかしくてもできた!」
その経験は僕にとっては大きく、1年ぶりに臨んだ人前で話す仕事も成功。
その後、何百回と企業研修、講演、トークショーをし行い、今では僕の仕事の大きな役割の1つを担うようになりました。
恥ずかしくても行動することで、自分の人生を変えるきっかけをつくれます。
それは、子どもたちもいっしょです。
「恥ずかしい」という感情に子どものときから強くなること。
それはその子の才能を伸ばすうえでもとても重要なことです。
恥ずかしくても行動を起こせるようになると、緊張していても行動できるようになります。
子どもが、普段、避けてしまう感情を避けないで行動できるようになるためには、親子のコミュニケーションが重要です。親御さんがどんな声がけをする
子どものメンタルトレーニングをしていると、子どものことを大切に思うがあまり、緊張させないような道をつくってしまっている親御さんがたくさんいます。大切なことは、緊張を避けることを教えるのではなく、緊張しても行動を起こし、その中で成功体験を積むことです。それをするためには、子ども1人ではなかなか難しいので、親御さんのサポートが必要なのです。
今回企画したイベントでは、「NewsWeek」誌の"世界が尊敬する日本人100 人" にも選出された日本人ダンサー・コレオグラファー。マドンナのツアーダンサーでもあったTAKAHIRO(上野隆博) さんと一緒に恥ずかしくても、緊張していても一歩踏み出せるようになる「ダンス+メンタル」イベントをします。
実は、上野君とは小学生時代からの幼馴染で、彼もまた恥ずかしがり屋だった時代を経て、アメリカで勝負し、成功したストーリーを持っています。そんな彼とだからこそできる企画。楽しみです(^^)
詳しくは → http://plusmental.jp/dance/
OKラインメンタルトレーナー
森川陽太郎