2日に急性心筋梗塞で倒れて意識不明の重体となっていた、
元日本代表DF松田直樹さんが34歳という若さで、
長野県松本市内の病院で今日の午後1時6分、長野県松本市内の病院で亡くなりました。
昨年、横浜マリノスから戦力外通告を受け、
『サッカーが好きなんです』と試合後サポーターにグランドから話し、
今年、JFL松本山雅でスタートしたばかりでした。
昨日は、Jリーグの選手会長を初めかつての同僚の楢崎・闘莉王・三都主選手、その他何人もの選手が、お見舞いに訪れ、
『俺達の声が聞こえるか?
聞こえていたら戻って来てくれ!』
『まだ、やることがあるだろう』
ICUの窓越しに声を掛け続け、涙が止まらなかったそうです。
特別親交の深かった選手は中に入り、直接声を掛け。
34歳。
現役で、まだまだやれます。
無念だったでしょう。
まさか!?と30代の若さでも心筋梗塞が起きるんだと、私は言葉をなくしました。
母も狭心症で、軽い心筋梗塞を何度か起こしています。
ニトロや苦しい時に胸に貼る物を常備しています。
父は脳内出血で右半身麻痺で車イス生活。
私も慎重になり、近くにある内科・循環器の診療所の先生に話し、
4~5ヶ月に1度、定期的に血液検査をしてもらい、
心電図や動脈硬化の検査も受けています。
遺伝だけではなく、環境によるものと言われますが、
先生が検査する事は無駄にはならないからと、検査してくれます。
母が年齢の近い方で、自分の周りや芸能人の方が亡くなると、
『私もそんな年になってしまったのよね』
と、気持ちがふさいでしまいます。
でも、年齢は関係ないですね。
私も明日、突然倒れるかもしれません。
私がそうなった時に、どんだけの人が悲しんで駆けつけてくれるだろうか?と、
時々、考える事があります。
松田選手の所属していたチームには、AEDが常備していなかったとの事です。
命に代わるものはないとはいえ、予算のないJFLに難しい事です。
今はレンタルして、今後購入を視野に入れてるとの事。
日本協会も動き出しました。
いつも何か起きないと動かない。
でも、今回の事でサッカー業界だけではなく、全国でAEDを常備する所が増えて、
1人でも多くの人の命が救われれば、松田選手も安らかに眠る事が出来るでしょう。
最後になりましたが、
松田直樹選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
