『セネガルが好き』 | 『詩は志なり』

『詩は志なり』

『詩(し)は志(し)なり』と呼びます。
私、ユッスーが書いてきた詩を、まとめるブログです。
詩を書く人と繋がりが広がればこれ幸い!
拙い詩ばかりですが、一応、©とさせて頂きますm(--)m


テーマ:
『セネガルが好き』

セネガルの朝が好き
空気は束の間にひんやりと澄み渡り
小鳥は合唱祭を控えた子どものようにさえずり
草木は朝露を光の中に差し出す
向かいのお母さんは庭の掃き掃除
隣のお母さんはマルシェに行くためにおめかし *マルシェ=朝市
近所のやんちゃ坊主は今日も元気
てくてく歩く女の子はとっても可愛くて
タリベたちは人懐っこい眼差しでついてくる  *タリベ=イスラム教の子坊主さん 

セネガルの昼が好き
遠慮のない陽射しと砂道の照り返し
木陰の涼しさと乾いた風の爽やかさ
チェブジェンを炊く素敵な匂いと炭の香り   *チェブジェン=セネガルの代表的料理
目が合うだけで食事に誘ってくれる人々
輪になって分け合う昼ご飯の美味しさ
アタイヤを飲んでけと差し出される右手    *アタイヤ=食後の紅茶
ペンチでひねもすまったりとおじいちゃん   *ペンチ=丸太を組んだ大きなベンチ
穏やかに過ぎてゆく温かな時間

セネガルの夕暮れが好き
地平線に沈んでゆくオレンジの太陽
野良仕事を終えた村人の笑顔と額の汗
一緒に帰ってきた牛とロバの健気な瞳
また明日来てねと手を振る村の子ども
心地よい疲れともう汗の乾いたシャツ
帰り道の脇で交わす挨拶と握手
胸に沁みこんでくる大きな優しさ

セネガルの夜が好き
夕飯時なのに容赦のない停電と
暗くなって輝きを増すミルキーウェイ
星明かりにいななく呑気な馬とロバ
散歩すれば懐中電灯に驚くヤギと羊
体力の限りに遊んでる子どもたちと
飽きることもなくワフタンの大人たち     *ワフタン=談笑
ローソクの灯りで涼む庭先で
思い出すのは今日の思い出

セネガルのおばあさんが好き
いっつも僕を見守ってくれるから好き
セネガルのおじいさんが好き
働き者のごわごわの手だから好き
セネガルのおばさんが好き
子どもを叱る真剣な愛情が好き
セネガルのおじさんが好き
他愛もない冗談ばかりだから好き
セネガルの女の子が好き
はにかみ屋だけど笑顔が大きいから好き
セネガルの男の子が好き
けんかしてもすぐ仲直りするから好き
セネガルの人々が好き
でたらめで愉快なそのすべてが好き
セネガルが好き
本当に心から好きだから、
もう理由なんて一つもいらない

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