鑑定をしていると、時々、悩みとは別の質問をうける事があります。


例えば、
「私の前世は何ですか?」
とか、
「私の生きてる意味は?」
とか…。


そんな中、
「私の守護霊は誰ですか?」
まではわかるとして、
「私の守護神は誰ですか?」
て聞いてくる人も…。


私の守護神…。


以前、ブログで神は人の為に存在してない、人が神の為に存在している。
って書きました。

そう…。
神は人の為に存在してないのに、
「私の守護神」って…。
てなる…。


人の為に存在しない神が、誰かの為の守護神になるなんて…。



山の神、海の神…。
確かに神の存在は、全てに於いて守護神なのは確かですが、
この質問を受けた時、僕は念のために聞き返します。

「私の守護神って?」

すると、大体の方はこう答えます。
「この間、占いの人に、『あなたには守護神がついてる』って言われました」
とか…。
あるいは、
「友達が、この間、占いの人に何とかと言う神様が守護神でついてるって言われたんで、私の守護神は誰かなと思って…。」
みたい感じの返答か来たりします。


そこで、さらに詳しく聞いてみるんですが…。

私の守護神…。
が、私の為の守護神、あるいは私専用の守護神。
みたいな感じになっている人もいるようで…。
もし、私に何かあったら、その守護神が今すぐにでも助けに来てくれるような…。
そんなイメージ。


えー?
違うの?
そうじゃないの?


って思った方もいらっしゃると思います。
が、
何度も言いますが、神は人の為に存在していない。人が神の為に存在しているのです。

なので、誰かだけの為の神様と言う事はない。


その占い師から、あなたの守護神は、誰々です。
って聞いて、その神様があなたの為の、あるいはあなた専用の守護神だって…。

もし、それを本気で思っているのなら、神様が守らなければいけないあなたの存在は、いったい何様なんでしょう…。

てな事になる。


でも、確かに守護神はいます。
山や海や木や花や様々な物や場所をつかさどる神…。
そして、皆さんの住む土地の氏神様も守護神…。
誰かを守るだけが守護神ではありません。



元々、この地は神様のもので、そこに人が住まわせて頂いている。
と言うのが氏神の発想だと思います。
自分たちが住んでいる土地や地域をお貸し頂き、お守り頂いている神様。

その神様に感謝して、お参りするために神社があり、お祀りする、と言う意味もあり、神社のお祭りがあります。

その土地での豊作やそこに住む人たちの健康や繁栄を氏神様に祈願します。

海の仕事に関わる人は海の神。
山の仕事に関わる人は山の神…。
食べ物には食べ物の神、芸能の神や薬の神、美容の神様もいます。
日本を創った神様も…。

いやいや、日本どころか、宇宙を創造した神も…。


日本には八百万神(やおろずのかみ)の考えがあり、数字の八はたくさんを意味し、八百万神とは、数えきれないほどたくさんの神様が日本にはいる、と言う事です。


山や海や木や花、そして土地や食べ物や水。宇宙を創造した神…。
病気になれば病気の神様、勉強の神様や運動の神様もいるけど…。

それでは人ひとりに関わっている神様はいないのか…。


と、これも中々表現が難しい…。
まず、人は体とは別に魂を持っています。
いや、魂があり、その魂をいれる物が体かもしれません。


どちらにしても、人には体と魂があり、人は生まれる時に魂と体がひとつになります。

この魂は幾度も人の体を持ち、生まれては死んで、生まれては死んで、を繰り返します。
これが輪廻です。

もちろん、皆さんも同じ事を繰り返しています。
だから、誰にでも前世や過去世の記憶があります。
過去世の記憶は魂の中に…。
 

じゃあ、この魂の始まりは…。
となると…。
詳しい話はまたにして、この魂を作ったのも神様で、輪廻の時、人として生まれ変わっていいよ、としたのも神様。
そして人が生まれる時に手伝ったのも神様…。
それから人が育っていくのには、食べ物の神様や洋服の神様、体の色んなところの神様や病気や薬の神様。
勉強の神様、運動の神様、恋愛の…。

とにかく、いっぱいの神様…。


それに、その生まれた人みんなに親がいて、親も同じように色んな神様と関わっています。
もちろん知り合った友達や好き人など、自分のまわりの人みんなにもたくさんの神様が関わって今を生きています。




結局、守護神って…。

産土神(うぶすながみ)と言う考えが神道にはあって、生まれた土地の氏神や守護神の事を言い、神道ではこの産土神を守護神とします。


確かにその土地に生まれる事で、その土地の神様がその人だけではなく、その土地に住んでいる人みんなを一緒に守って行くんだと思います。

でも、それを私の守護神、私の為だけの守護神…。
とするのはちょっと難しい…。

まるで、
「私の総理大臣は安倍さんです」
って言ってる感じ。

それを言うなら、
「私達の総理大臣は安倍さんです」
とか、
「私の国の総理大臣は安倍さんです」
とかになる。

総理大臣が国を守る、と言う事が結局は、その国に住む一人ひとりの国民を守るに繋がる…。
それに似ているように思います。



それに、人が生きて行くのには沢山の神様が関わっているので、
私の守護神は誰、って言う考え方が事態が難しい…。

ひとりの人間には、沢山の神様が関わっていて、その神様もひとりの人間と言うよりは、沢山の人間や色んな物に関わっていて…。

そう考えると、改めて人は沢山の神様と関わっているんだと思います。

ただ、関わっている、イコール守護神か、と言うと、これも難しい…。


守護神、イコール私を守ってくれる神様、私を助けてくれる神様…。
と言う考え方が、そもそも違うんだと思います。

さっきの総理大臣の話と同じで、
国を守る事が国民を守る事に繋がる…。
なんですが、あくまでも国を守っている事が、結果たまたまその国に住んでいる人を守っている事に繋がっているだけの話で、
逆に
国民一人ひとりを守って行く事が国を守る事には繋がってはいない…。

極端な言い方をすると、国を守るためなら、国民が少し犠牲になっても仕方がない、と言う事になります。

そう言えば、以前の総理大臣に、
「痛みを伴う改革」
をスローガンに改革を進めた総理大臣がいました。
国のためなら、国民が痛みを感じても仕方がないと…。


土地を守る守護神の中には、それに似ている守護神もいるかもしれません。
そこに住んでいれば、結果として、あなたの守護神にもなりますが、逆にその土地を汚すような行動をすれば、罰を受ける事もあるかもしれません。

神様にも色んな役割があり、それぞれをお守りになっています。

しつこい様ですが、神は人の為に存在していない…。
なにかを守るためなら、そこを侵す人に罰を与える事もあります。


守護神はいます。
でもそれは、人に対してばかりではないと言う事です。


また、人を守ると言うか、導くと言うか…。
守護の仕方も、神様によっては形が違うようで、優しく守る神様もいらっしゃれば、厳しい態度の神様もいます。


なぜなら、
神様によっては、今生きている人を見ると言うよりは、魂を見ている神様もいて、人の生き方ではなく、魂をどう磨くかを課題としてる神様もいます。

極端に言えば、
その人の魂のためなら、今世は幸せより苦しみを与えた方が、魂そのものとしては良い。
と判断される場合もあると言う事になります。


神の考えや発想は到底、僕たち人が創造出来るものではありません。



確かに…。
鑑定をしていて、たまに神様がその鑑定を依頼されている方の守護神となる為なのか、名前を名乗られる場合があり、その神様のお名前をお札に書いて、鑑定された方にお渡しする事があります。

僕からお札を渡された方、いらっしゃると思います。


これも、実は僕自身もよくわかっていません。
なぜ、その人の守護神になったのか…。
期間も決まっていなく、途中、数ヶ月でそのお札を回収させて頂く事もあれば、何年も渡しっばなしの方も…。

これもよくわからないです。


中には後になって、その方の親から聞いた話として、
小さい時に遊んでいた神社に奉ってあった神様の名前と一緒だった。
とか、
元々、お父さんのおじいちゃんとおばあちゃんが信仰していた神様だった。
とか…。

色々、後になってわかって来る事も多く、逆に何年経ってまだわからない場合もあります。 


守護神って、
ずっと誰かの守護神をされてる神様もいらっしゃれば、その時あるいはその期間だけに、誰かの守護神になられる神様もいらっしゃるようです。


大事なのは、
私の守護神って言っても…。
まるで家政婦かボディーガードのように、あなたに神様がお仕えして守護しているわけではなく、
あくまでも、神様は人の為に存在していなく、人が神様の為に存在していて、神様を含めある存在達の世界の為、僕たちをある方向へと導いています。
それも、人を守ると言うよりは、人の人生に関わり、関与されているように思います。 

そこの話は、またいつか詳しく説明するとして…。


そもそも、守護神と言う表現が間違っているのかもしれません。
いかにもその人を守っている感じだし…。

どちらかと言えば、導いている感じ、ですかね…。



また、その導きも、決してその人が今世幸せに生きる為のものではないかもしれません。
あくまでも、魂の流れからみたら、今を生きてる今世、現世なんて、ほんの少しの期間でしかなく、
ある方向へ魂を導こうとされている途中でしかありません。

それぞれ皆さんの、魂の最終地点はどうなのか…。
そしてどうなっていくのか…。

よくわかりませんが、きっとそこは、神様たちが理想としているものに近いものとなっていると思います。

ただ、そうなる為には、今世は幸せを多く体験される人もいれば、そうじゃない人もいます。


神様はよく人の心を見ます。
その時その時の選択や判断を見ます。
幸せを与えた時、その時の心や判断。
苦しみを与えた時、その時の心や判断。
そしてその時の行動を見た時に、次の課題が決まる事もあります。


人が生きてる間に沢山の神様が関わって来ます。

私の守護神って言っても、ずっと同じ神様とは限りません。
今の期間はどの神様なのか…。

そこに住んでいるんだらそこの氏神が守護神だし、もちろんあなたが産まれる時に関わった産土神も守護神…。
それに人の始まりの神様も守護神だし…。
だったら宇宙を創った神様も守護神…。

その中で、ある事の為に、この時期はこの神様が中心となって守護神になる、なんて事もあって…。


結局は、人は沢山の神様と関わっています。どれもあなたに意味あって関わっていて、その時その時によっては、守護神は変わるかもしれません。



でも、
不思議なもので、
自分から、
「私の守護神は誰ですか?」
って聞かなくても、自然に情報は入ってきます。

なんか最近、この神社が目に付くのよね…。
とか、
最近、同じ神社の名前をよく耳にするのよね…。
とか…。

それは、そこにいる神様があなたを呼んでいて、今あなたの守護神としてのお役目をされているのかもしれません。




ほんとはまだまだ書き足りない感じはしますが、
長くなったので、続きはまたいつか…。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。