先日、お誘いをいただいて、

日本色彩学会の下部組織である色彩教材研究会の

「カラーチャットセッション」を聴講してきました。

 

私はもちろん学会員でもありませんから汗

こういった会に参加するのは初めてで、とても緊張しました。。。

 

 

第一部は

橋本三千代先生による「色の心理効果」、

宮田久美子先生による「色の連想と象徴」

 

第二部は

主催者でもある永田泰弘先生の「色と私」「三つのプロジェクト」

 

といった大変盛りだくさんな内容でした。

(画像は内容とは関係ありません)

 

第一部では色彩検定3級受験者へ向けた講義をする際の

教え方、伝え方や気をつけている点、

第二部では色というものを研究していくにあたって

どのように取り組んでいくことができるか

といったことが中心の内容でした。

 

検定受験者に教えるといったことは現在やっておりませんが、

人に伝える、人に教えるといった観点においては

とても参考になる内容でした。

 

単に平易な言葉を使うというのではなく、

伝わりやすくするためには、相手に理解してもらうには

どうするのか。

会話の中から相手との共通点を見出し、そこから話を膨らませていく、、、

というのが大事なのは、どの世界に行っても同じなのだなぁと感じました。

 

途中、色彩心理アンケートなどもあり、楽しかったですよ。

(後日集計結果を教えていただけるそうなので、楽しみです)

 

 

色をテーマに何人かの人と共同で研究していくこと、、、

できそうで、でもやってみると壁もちらほら見えてくる・・・

そんなことも、第二部の内容からは読み取れました。

色というテーマがとても大きいので、多方面にまたがっていて

おもしろい反面、

いざ取り組もうとすると各人がやりたいことの方向性が

違っていたりするのですよね。

これに対する明確な解はまだありませんが、、、

今後の参考になる内容でした。

 

地道な活動ですが、こういったことをコツコツ積み重ねていくことが

いつか実を結ぶ日が来るのかもしれない、、、

そんな風に思えた一日でした。