「湖の女たち」

吉田修一

令和5年8月1日

新潮文庫


映画化されるらしく、本屋で平積みになっていたので読んでみた。


表紙がホラーっぽいのでそんな要素もあるのかと思ったが、

その類の恐ろしさではないが、

ある意味での恐ろしさのようなものは全編通して感じられる。


それも吉田修一という作家の表現力の秀逸さだと思う。


「善良な小市民」なんて居ないのだ。