大好きだった先輩 | 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

まだ幼い息子達に教えられる日々の詩です。

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「おっ、食べるの早いな。
食べるの遅い奴は
仕事も遅いから嫌いや」

その人は僕が今の会社に入って
たまたま昼ごはんを隣で食べて
初めて僕をほめてくれた人だった

ずっと前に定年退職して
忘れた頃にひょっこりと
顔を出してくれる人だった

今日がその日で
少し痩せたけど顔色はよく
だけどいつになく穏やかで
穏やか過ぎる顔だった

聞けば奥さんを介護しながら
自分も大病を患い
入院手術退院を繰り返し
今度また検査入院をするという

色々話してその人が帰る時
僕はその場に居なかった

『もう会えないかも知れんけど
元気でな』

その人ならきっとそう言うと思い
僕はその場に居なかった

その人がそう言えなかった心残りが
次に来る糧となりますように

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