娘の園でも発表会の時期が近づいてまいりました。
さて先日演目とキャスティングが決まったそうで
何に決まったのか聞くと『おーじの何とか…』
おーじ?『王子と乞食?』
『違う』と娘。
王子がつく物語は…?
まさか、まさか『おーじ、じゃなくてオズ?』
『そう、それそれ』と娘。
我ながら良く当てたものだと感心、そう『オズと魔法使い』でした
てな訳で気になる役どころは?『もしかしてドロシー?』
『違うよ、女の子だよ』と娘。
女の子の名前がドロシーなんだよと思いつつも
それにしてもドロシーなんて主役じゃないのと親ばか丸出しで喜んでいる私に
『女の子をやるのは7人か8人だよ』と娘。
あ~よく子供の発表会である、一役を何人もでやるやつなのね
『じゃあ女の子とライオンさんや案山子さん達と旅してる話をやるんだ~』とトキメイテいる私に
『それは2(ツウ)?』と娘。
娘よ『オズの魔法使い』に1も2もない
それにしても年少さんの時は何故か舞台上で役を放棄
何もしないでただ客席を見つめ、舌を出したり引っ込めたりと不可解な行動に出た。
そんな大胆な放棄ぶりで客席の笑いととった彼女。
何もしないで笑いをとるなんて、天才かもと親ばか。
年中さんの時は、歌のパートだったんですが、これまた何故かの口パク
何故、何故、何故だ~何故歌わない…落ち込む私に
『今年はとっても頑張ってたね』のママ仲間達。
えっ!バレてないの?
もしかして誰にもばれていない?誰にもバレてないなんて、もしかして天才とまたまた親ばか。
しかし、一度くらいは本当に頑張っている姿を見せてもらいたいものだ
『Samewhere Over The Rainbow』 『私お家に帰りたいの』 靴のかかとをトントン
一人ドロシーをやってみる
よし、私が子供達に演技指導してあげよう
張り切る私に娘が一言
『ママ、教えにこなくていいよ、そんなことより先生が衣装作ってくれるお母さん探してるんだって、
やって上げた方がいいよ』
がくん
そんな事がしっかり言えるんなら『オズの魔法使い』くらい覚えてきてくれ
オズの魔法使いに1も2もない