日銀の行う「公開市場操作」は、市場になんらかの影響を与える目的で行うものです。


報道によりますと、日銀は、償還までの期間が5年超10年以下の国債買い入れ額を前回より500億円減額し、約4250億円としたそうです。


今回の公開市場操作(国債の買い入れオペ)は、買い入れ額を減らすことによる、金利の上昇(=債券価格の下落)をもたらしました。

(★読売新聞より引用)


金利の上昇により、米国との金利差が縮小しますので、為替レートにも変化が生じます。


今回の買い入れ額減少の通知後、156円台目前だった円相場(対ドル)は、155円50銭まで円高方向に進んだそうです。


円安に対しては、焼け石に水、とも思えますが、結果としてこのような動きにはなったものの、日銀の意図するところは、実は他にもあるのかもしれません。


長期金利の目標値は、1%くらいなのか、2%以上の、いわゆるインフレターゲットに見合うところに持っていくのか。


仮に、来月の国債買い入れ額が増えるようなら、金利は1%程度が望ましいとの認識であるとみて良いかもしれん。


新米FPの、浅〜い考察、でした^_^