TECHNICS スピーカー SB-X1の改造記(1) | ステレオ匠 人見隆典のブログ

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ピュアオーディオを30年以上趣味で研究してきました。
その結果市販のスピーカーを超高音質なスピーカーに改造する方法を確立しました。
これを広めて豊かな音楽のある生活を普及させたいと思っています。

今回はTECHNICSの20cmスピーカーSB-X1の改造依頼があったので掲載いたします。





持ち込まれたスピーカーは埃と汚れが結構ついていますが、片側のセンターキャップが取れている以外はユニットに損傷はありませんでした。



とりあえず、出音確認してみます。1977年9月発売のこのスピーカーは30年ほど経っているのですが、綺麗な柔らかい音で鳴りました。ツィーターの音は特にきれいで自然な音を出してます。ウーハーは柔らかくて明るい低音でこちらもいい感じの音です。非常にまとまった音で30年前の物とは思えない物でした。

このスピーカーの改造点はウーハーです。良い音で鳴っているのですが、その音はやはり古さを感じる昭和の音で、スピード感がないけど豊かな膨らんだ音です。この音をもっと分解能を上げてスピード感があるダイナミックな音が出るように改造いたします。

ユニットを外します。中には綿の吸音材が入っていますが物凄くカビ臭くて即ゴミ箱入りでした。

ウーハーのエッジはクロスエッジですが、経年変化もなく柔らかい状態を保っていました。この辺りが良い音を維持している要因でしょう。ユニットには経年変化の少ない部品を使うべきですね、聴いているうちに音が次第に変わるという現象はやめてほしいものです。


このツィーターは2.5cmのチタン製のドームツィーターです。ウーハーとの振動板の位置を揃えるためバッフル面から少し後ろに下がった位置に取り付けられています。



その時代相応のネットワークですね。



入力端子はネジ式ですがサビているので取り替えることにします。



エンクロージャーは部分的に痛みが来ています。全体にタバコのヤニが付いていて黄ばんでますね。とりあえず表面をよく洗ってヤニをを取り除きましょう。全面ネットは誇りと汚れでひどい状態ですが、傷や破れとかはありませんでした。清掃すれば綺麗になるでしょう。
エンクロージャー内部は湿気がたまり内壁は部分的に変色していました。しばらく乾燥させることにします。

では、ユニットの改造に取り掛かります。



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