日本橋高島屋（東京都中央区）で開かれた「大黄金展」の会場で販売価格1040万円の純金製茶わんが盗まれた。窃盗容疑で逮捕された男から180万円で茶わんを買い取った業者が、別業者に四百数十万円で転売していたことが捜査関係者への取材で分かった。転売は窃盗事件が起きた11日のうちに実施されていた。
職業不詳の堀江大容疑者（32）＝東京都江東区＝は11日午前11時40分ごろ、会場内から茶わんを盗んだ疑いで、13日に警視庁に逮捕された。
■リュックに入れ、地下鉄で移動
捜査３課によると、堀江容疑者は事件後、茶わんをリュックに入れ、日本橋駅から地下鉄で木場駅まで移動。午後1時半ごろに江東区内の買い取り業者を訪れ、約180万円で売却していた。業者はスマートフォンで検索して見つけたと同課はみている。捜査関係者によると、江東区の業者はその日のうちに台東区の古物買い取り店に転売していた。その際の価格は四百数十万円といい、茶わんはこの古物店で見つかった。
金の茶碗をを盗んだ男は悪いが、それより悪いのはそんなに簡単に盗み出すことが出来る展示をしていた責任者、大切な宝物であるなら、セキュリティ、警護などがお粗末であろう。
その上をかすめ取ったのは１８０万円で買い取った江東区内の買い取り業者、さらに即座に転売し、四百数十万円で買い取った古物商である。
これらはまともな茶わんではないことはわかっての犯行である。
果たして、金の茶碗はどこに収まるのか、売った金はどこまで回収できるのか、などと考えることは面白くも何ともならない。
我が家にも「金杯」がある、父親がどこかからもらったものだが
その値打ちはいかほど、と思うが純金などではない。
間違いなく金メッキの金杯だ、生活に困ったら古物商に持って行こう４百数十万円かな？