ワクチン接種の話というのは

結局人それぞれの決断なので

アンタッチャブルな部分があって、

私のような場末の匿名過疎ブログに書くことさえ、少し躊躇する。




ならばなぜ今回書こうと思ったかと言うと

最近再びこのことがニュースになってきたから。



子宮頸がんワクチンの積極的勧奨再開、とうとう始まる??





明らかに潮目が変わってきた。



ナツの接種した頃は、ほんっとに異端者扱いだったんですよ。


しかも医療関係者でもないのに

どこのもの好き?、みたいな感じだった。

(まあ変わってるというのは否定しないけどw)



私の場合は、

たまたま私が婦人科クリニックに通っていたこと

診察のついでに、子宮頸がんワクチンについてちょっと話を振ったら、

熱意を持って、接種を勧めてくれたことが発端になって

調べ始めた。




それでも、中1から打てるのに、考え始めたのは中3、そして打ったのは高1の終わり。



誰も打ってる人いないんだもんそりゃ怖いよ。




ナツの年齢のタイミング的に、1度自治体から接種券を送られて来ていた。

だから受けられることは知っていた。


いまは接種券も送られて来ないらしい。


多くの人は、

接種券を送ってこない段階で

ワクチン接種自体が中止になったと勘違いしていた人も多いだろう。



迷った末打とうと決意した人がいたとしても、

接種券も送らず、

役所に連絡しても半ば止められ、

わざわざ取りに行き、

ワクチン接種ができるクリニックも限られているならば


ただでさえ迷ってる心をくじかれる人が続出するのも無理はない。





子宮頸がんについて、日本産婦人科学会が詳しく説明しています。



日本産婦人科学会によるわかりやすい解説



ちょっと長文だけど、

知りたい情報が詳しく載ってます。



子宮頸がんは、95パーセント以上が

ウイルス感染によって発症する病気。


そしてHPVワクチンというのは、

そのウイルス感染を、70%防ぐ効果がある。



子宮頸がんを引き起こすHPVウイルスには、性交によって感染してしまうので

初めて性交する前に打つ必要がある。

(だから中1から高1)



接種の進む欧米諸国では、子宮頸がんの患者が激減していて、

中でもオーストラリアでは、7年後の2028年には子宮頸がん患者がほぼいなくなるという試算が出る一方で、

先進国で接種の止まっている日本だけが変わらず年間1万人の患者、そして3000人弱の死者を、増やし続けている。



HPVワクチンの安全性と効果については、

膨大なデータから証明されていて、

一方で

けいれんや歩けなくなるなどの、

ワクチンの副作用として報じられた数々の症状は



実は子宮頸がんワクチン接種した人と

していない人を比べて、

差がなくて


つまりはワクチン接種をしていない人にも

一定数、同じ症状が出る人がいるということが

分かってきた。




思春期に多い、心因性の疾患の引き金にならないように、

ワクチン接種については、

恐怖心を取り除いた上で

前向きな気持ちで受けてもらうことが大切。




こんなニュースが出てきて、

年頃の娘さんを持つ親ごさんは不安に思う方もたくさんいらっしゃるんじゃないかなーと

思うけど


いろいろいまは調べる方法があるので

まずはちょっと調べてみたらいいんじゃないかな?と思います。



けっこういろんな情報出てきます。

一時期みたいな、副反応がっ!!!という

ヒステリックなのはあんまり出なくなった感じ。




いまのところ、「積極的勧奨」が中止されていた間に受けそびれてしまった子達への

追加接種などの救済措置はないですが


「初めての性交前」という制限付きだから

今後もどういう話になるのか、

微妙なところなのかな…




でも自費で受けると5万円超だったので

そりゃ公費での追加措置があればいいよね!




ウイルス感染ってことはつまり

男性から移るということで


男性にもワクチン接種させれば良いのではという話もあるそうな。


まあ自費なので

うちは受けないけど…

(公費だったら受けさせる)



レンの奥さんになる人には

やっぱりできれば受けといて欲しいな、と思います。





コロナもそうだけど、

もともとワクチンって

リスクとベネフィットを自分で考えて受けるもの。



ポリオの生ワクチンを飲ませたとき、

とても低い確率だけど

実際ポリオを、発症してしまうことがあると聞いて

しばらくはドキドキして生活してた。



いまは生ワクチンじゃないそうですね。


 



公費で無料で打てるけど

勧めないという、責任逃れみたいな、


積極的勧奨の中止



という

国の、玉虫色の状態は

なんかとっても腹が立つけど



国が言うから打つ

言わないから打たないではなく


自分や自分の大切な人の体なんだから

ちゃんと自分で情報をもらいにいって

調べてみることがだいじだなあと思った。



あと、




子宮頸がんワクチン、ご利用は計画的に!!




3回打つから時間かかります。


うちみたいに

ギリッギリのギリッギリで

急いで打つ、というようなことのありませんよーに。




とりあえず、我が家は打っといて良かったな、


とは思っています😃