ご訪問ありがとうございます。
こちらは自閉っ子育児ブログです。
私うーさん
夫はじめくん
一歩(いっぽ)くん
知的障害を伴うお笑い好き自閉症児
感覚過敏強め(鈍麻もあり)
特別支援学校2年生
よろしくお願いします。
福祉事業所見学⑥
就労継続支援B型
- 対象:知的障害、精神障害、身体障害(大半は知的障害の方)
- 定員:30名(1日の利用は20名程度)
- 9:00〜16:00
- 手作り給食あり(130円)
- 原則自力通所、送迎もあり(1回100円)
- 工賃は月14,000円程度(日額600円)
【1日の流れ】
作業、昼食、休憩、体操、作業
作業内容的に、圧倒的に女性利用者が多い
針仕事には職員さんが2人に1人は付いていて手厚い!
給食費はフードバンクを活用してなんとかこの値段で頑張っているそう
工賃は評価制、半日利用の日は工賃も半分になる
販売した商品の金額から工賃を支払うので、「売れない」物は却下、やり直し
できるようになるまでは練習として取り組む
(工賃はその人の個別支援計画に基づき目標達成度合いによって変動。上手下手では変わらない、半分寝てたらその日の工賃も半分になる)
感想
管理者さんが温かい人柄で、アットホームな職場という雰囲気でした
刺し子なんて私でも何時間もできない(しんどい)のに、皆さん休憩しながらとはいえ本当にすごい!
一歩くんの通う支援学校でも中等部以降は刺し子の授業もあるらしく、一歩くんには無理だろうなと思ってたけど、男性利用者さんもいて向いてる人には向いてるんだなあ
管理者さんのお話では、自転車でも来れるのにわざわざ電車で来ている方がいて、なんでか聞いたら「OLさんはそうしてるじゃない♪」と。
障害があってもなくても、その年頃のやりたいこと、憧れ、夢、そういうものを大切にして叶えてあげたい。その為には工賃を上げてやりたいけど売り上げが伸びないのが悩みだと仰っていました。
クッキーなどのお菓子作りは衛生観念などの問題でできる人が限られるし、刺し子だけではなかなか売り上げは伸びないので、気分転換も兼ねて別の作業も取り入れる方針とのこと。
皆さん落ち着いて座って針仕事をされていたので軽度の方が多いんだろうな〜と思いきや、なんと6割以上は重度の知的障害があると!
管理者さんによると、最初はウロウロして落ちてる物を口に入れたり、とても刺し子なんかは難しい状態だった方でも、何年かかけてできるようになるのだと。
成人してからでも皆成長する、と心強いお言葉をいただきました
クッキーづくりのお仕事できる人はエリートなんだな