ご訪問ありがとうございます。
こちらは自閉っ子育児ブログです。
私うーさん
夫はじめくん
一歩(いっぽ)くん 5才
よろしくお願いします。
視覚優位と聴覚優位
突然ですが、
赤ちゃんが産まれたシーンを想像してみてください。
あなたは何を思い浮かべましたか?
① 赤ちゃんの顔、取り上げる助産師さんなど
② 赤ちゃんの産声、周りの人の声など
これで何がわかるかと言うと…
①の人は、視覚優位
②の人は、聴覚優位
かもしれません。
でも大体の人は、どちらの感覚もバランス良く使っていますね
発達障害の人は、そのバランスが偏っていることが多いと言われます。
自閉症の子はとりわけ
視覚優位👀
(見たものの処理が得意)
タイプが多いと言われます。
自閉症がなくても、言葉を話し出す前の小さい子はみんな視覚優位と言いますが
大人でも、言葉の通じない海外では
見た目でいろいろ判断しますね
なので、
見た目にわかりやすくする
ということが、療育では重要だったりします。
部屋の環境を構造化することや、
PECS(絵カードなど)も1つの手段。
療育園でも力を入れていた分野ですが、一歩くんには絵カードはあまり通じませんでした。
絵カードを見ても、
だから何?
てゆーか、見もしない。
ポイしてプイッ
一歩くんは
聴覚優位(音声の処理が得意)
タイプです。
言葉を覚えてからは
言語優位(言葉の処理が得意)
とも言われます。
医師にも言われました。
視覚からの処理が弱い。
聴覚優位ではあるけど、聴覚からの処理が得意なわけではありません。
むしろ聴覚過敏もあるので音刺激で混乱しやすかったりします。
それでも視覚からの処理の弱さに比べれば、マシみたいです。
この時↓
何でわかるかというと、
発達検査の
認知性課題(目で見てマネする)
と
言語性課題(言葉の理解など)
を比べて数値の差が大きい場合、
そちらが優位ということになります。
一歩くんの場合、
1才11ヶ月(単語が少し出てるレベル)
認知・適応 57 < 言語・社会 67
2才半(単語〜2語文レベル)
認知・適応 59 < 言語・社会 78
なので、そう言われました。
こちらです↓
視覚優位の場合
見てマネすることが得意なので
何事もやって見せる
と良いと言われます。
目に入ったものに影響されやすいので、
視覚刺激を減らすと集中しやすくなるそうです。
聴覚優位の一歩くんの場合
やって見せても反応がなく
マネしようという気もないので、
やろうとしない。
どうやって教えたらいいのか?
途方にくれることが多かったのですが…
OT(作業療法士)さんに教わりました。
とにかく、ラベリング(名前づけ)すること。
一つ一つの動作や行動に名前をつけて、
いちいち説明することが良い。
赤ちゃんのお世話をする時と一緒ですね〜。
おつむ、てんてん。あんよ、いっちにー。
みたいな
そして、
外から聞こえるものに影響されやすいので、
聴覚刺激を減らすこと。
そうそう!
雑音に弱いんです!
家で、一歩くんに何かを伝える場合
- 静かな部屋で
- 1対1で
- 1つ1つ
元々TVや音楽は一歩くんが嫌がるのでつけてません。
外からの音も嫌がるので、窓も閉めています。
言葉の理解がまだ難しい頃は、
1つ1つの行動にテーマソングをつけて歌うと伝わりやすかったです
最近は、
文字を読みながら伝える
のが一番確実に伝わるようになりました。
文字のおかげでスケジュールが通用するようになり、パニックが格段に減った気がします。
伝え方の工夫はこれからもまだまだ続きます
定型発達でも多少の差はあるので、
どちらが優位か?わかれば勉強方法に取り入れたりできるかな〜と思います
視覚優位見て覚える
聴覚優位聞いて覚える
言語優位読んで覚える
その他にも、
「体感覚優位」
というのもあるそうです。
これは、
何事も体当たり
まず何でもやってみて、
体で覚えるタイプ
触覚、嗅覚、味覚、などなど
全身から覚えるんだそう!
一歩くんとは真逆のタイプで、おもしろいな〜と思いました