『無事終わった、ありがとう』



カレから届いたメール…

読み終えて詰まりそうだった息を深くした

吸い込んだ空気が行き場をさがすほど

胸が苦しくなって、掌を押し当てた

2,3度撫でて呼吸を促すと口元から息が漏れて

目から雫が溢れた



It is not any longer there.
アンタたちはイイかもしれん、当人同士やから。

でも私は、そうじゃないし、部外者にもなれん、最悪や。



愚かだとわかっていても、自分を傷つけたくなくて、

自分が許せなくて、困っている友人を助けただけ…

そう思いたかった



だから、カレに言った、

「友達でいよう…」


ただの偽善だ…


現実に命が奪われようとしているというのに


「中絶」そのものが悪い事だとは思わない
人それぞれにいろんな事情というものがあるだろうから
でも、それによって失われるものがナニモノにも変え難い命だから
もし「妊娠」自体が過ちだったと思うなら
同じ過ちを繰り返さないでほしい


実際に、7回も中絶をしていても、元気な子供が2人いる女性を知っている。
そして、たった1回の中絶で二度と子供が産めなくなってしまった女性も知っている。
どちらも極端な例だけれど、自分がそうならないと言えるだろうか…



それがわかっていて中絶費用を貸した私は、自分が許せない…
きっと一生許せないだろう
そして、

「ヨウより好きな人が出来たんだ」

というのが元カレの別れの言葉でした



私は諦めるしかなかった…

決して辛くないわけじゃないけど、別れるしかなかった…

私にどうにか出来ることじゃないから




ネットで出会い遠距離恋愛を続けてちょうど3年がすぎようとしていました

年に数回(3,4ヶ月に数日)しか会えなくても、

私たちなりに愛を育て、二人の将来に向かって同じ方向を見て進んでいる

ゆっくりでもちゃんと進んでいるんだと信じて…


カレに、

「寂しかったんだ、傍に居てくれたらこんなことには…、ごめん」

そう言われて、

(私が寂しくなかったとでも思っているの?)

その言葉は飲み込んだ



まだこの時の事は記憶に新しく思い出すと辛くて、
詳細を書くにはもう少し時間がかかりそうです