水曜日にフリーライターの丘村奈央子さんに プロフィール文章をお願いし、その取材のためにお会いしました。
丘村さんとは、昨夏の焼肉会で初めてお会いしましたが、それ以来でした。
ブログを拝読すると、少しクールな印象も受けるのですが、実際にお会いすると、一緒に居て落ち着ける暖かさを持った方です。
打ち合わせ&取材という名目でしたが、どちらかというとお茶を飲んで、互いのしごとのお話をシェアした雰囲気でした。
こういう空気感を作ることができるのが「丘村さんの腕!」なのかもしれませんね。
質問に答えていると、自分で新たに気づくこともたくさんあります。
例えば、「なぜNLPを学ぼうと思ったのか?」
確かにアナウンサーとNLPは繋がらないと感じる方も多いかもしれません。
理由は大きく分けて2つ。
一つは仕事柄、アスリートに取材していて、その内、仲良くなると相談を持ちかけられます。
その時に「何か、彼の力になれることはないだろうか。そのためのスキルを身に付けておきたい」と強く思ったこと。
もう一つは、大学の講師を始めたこと。
それまでにアナウンス学校の講師も務めていたし、講演活動も経験があったので多少の自信はありました。
ところが学生の「集中力の無さ」を舐めていました!(笑)
アナウンス学校は、本人が目的を持って来ていますから、何を言っても聞いてくれます。
しかし、大学生は必ずしも目的意識がハッキリしている学生ばかりではありません・・・興味を失えば、平気で寝るわ、喋るわ、携帯触るわ、好き勝手します。
つまり「経験則だけでは、興味も集中力も持続させられない」と悟ったのです。
そこで、コーチングや心理学の本を何冊か読み、実際にスクールにも通ってみようと何校か回っている内に出会ったのがNLPでした。
知識もないどころか、NLPのNの字も正直認識したことがありませんでした。
ただ、説明を聞いて学びたい要素が多く入っていたことと、たまたま訪れたスクールが平日の講座をしていたことが決め手になりました。
それから約2年かけて、プラ・マスター・コーチングを受講しました。
気付きも多くありましたが、「理論はわかってなかったけど自然にやっていた」ということも、たくさんありました。
もちろん、NLPの理論を仕事にも活用できていますし、大学の講義でも要素を組み込んでいます。
おかげで学生の多くは、大人しく、または興味を持って講義に取り組んでくれています。
実は、今回「新しくプロフィールを作ろう!」と思い立ったのもNLPと無縁ではありません。
以前の僕のアナウンス学校の教え子で、NLPのトレーナーをしている子がいます。
その彼女には、たまに仕事をいただいたりするのですが、先月も「話し方を教えてくれる講師を探している企業がある」と良さげな話を持ちかけてくれました。
そこで「プロフィールを至急、送ってください」とのこと。
僕は、あまり売り込みなどせずに、これまで細々と放送業界でやってきたので、ワードで出演番組等を書いた簡単なプロフィールしかありません。
それを送付したところ「先生!(元教え子なので、こう呼んでくれます)もっとマシなプロフィールないのですか?」と一喝されました・・・。
それしかないので、どうしようもなかったのですが、結果、未だにオファーは来ず・・・。
「やはり、キチンとしたプロフィールが必要だな」と感じました。
そこで今回、お願いしたものです。
文章のプロですから、どんな「男前」に作っていただけるのか、とても楽しみにしています!(笑)
丘村さんもブログで書いてくれました。 「ベテランアナウンサー」という表記には、抵抗がありましたが・・・(苦笑)
土曜日は「うまDOKI」に出演します。阪神競馬場で、いよいよ「秋競馬」が始まりますね!
以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。