おはようございます。こんにちは。こんばんは
ゆるです。
設計さんは、話し合いの最初に謝罪のお言葉をいただいたあと、言葉を選びながらですが、
私たちがHMでの家づくりを続けたいのかを気にしてきました。
ちょっとわかりづらいですが、
ゆる:
ゆるとと:
設計さん:
とします。
「この度は100%の対応ができずに申し訳ないと思っています。ご両親が弊社に良い印象を持っていないというのも、今日初めて聞いたものですから。お義母様が地元の会社をご検討されるとも聞いています。
ただ、その辺のところはどうなのかな、と。お義母様がもし安いところを見つけてきたとして、この話の着地点ってどこにあるのかな、ということを聞かせていただきたくて。
率直に、今のお気持ちはいかがなんでしょうか。」
:「正直に言って、お願いしたことをやってくれなかったということを先日夫から初めて聞いて驚いています。でも、このままお願いしたいという気持ちが強いので、夫の不信感は解消していかないといけないんじゃないかな。と。」
:「私としても建てたい気持ちがあるのは事実です。母にも条件を出していますが、母が言うくらいの低価格で実現するのは無理なんじゃないかと思っています。大手HMさんだからこその魅力があると思っています。」
正直にそう言ったときに、設計さんが語ってくれました。
:「社内でも話してきたんですけど、『もったいないよね』っていう話になったんです。
ウチが嫌になったっていうなら仕方ないかなって思うんですけど、
ちょっとした親御さんとの気持ちのずれで、お二人が建てたいと思ってらっしゃる家をやめるっていうのが。しかも、この金額でこの家が建つっていうなら、会社の立場を離れても『ちょっともったいないな』って思うんです。」
いつもの設計さんらしい率直な言葉でした。
この設計さんの冷静な言葉を聞いて、夫も改めて、提案されている家が嫌いなわけではないと、思い出したと言っていました。
この設計さんと一緒に考えてきたこのプランは、確かに私たちのこだわりがつまった家になっているのだと。
:「…そうですね。ですので、大きな問題は心情的な問題です。大きな組織の力を活かした連携を期待していましたが、それが機能しているとは思えなくなっているという私の心情の問題と両親からの不信という2点が大きいと思います。」
・・・これも、仕方のないことでした。設計さんと話をすると、ここのHMの家の良さを思い出すのですが、会社という組織に対する不信は拭えてないのでしょう。
私たちが信頼する設計さんも
「ご両親が弊社にいい印象を持っていないということを今日初めて聞いた」と言っていたのですから
「俺たちが親ともめている状況、揉めてきた状況が共有されているとは思えなかったとは思った。」と夫が思うのも仕方ないかもしれません。
私もひょっとして、営業さん誰にも言ってないんじゃないの?と思ったくらいです
ただ、設計さんには私たちの建てたいという気持ちは伝わったのだと思います。
:「わかりました。ちなみに期間はどのくらいまで検討されますか?お義母様が探し終わるまで待たれるのですか?」
:「最終的には、長男の小学校入学(この時点で1年3ヵ月後)までに完工することだと思います。早いに越したことはありませんが。」
:「お義母さんに聞いてみましょうか。」
:「いや、やめておこう。(やめておきましょう)」
:「昨日の今日でお義母さんのお気持ちが変わるとも思えませんので。」
:「そうですね。両親は電話やメールで連絡を取るとさらにこじれると思うんです。直接顔を見て話をしたい。できれば、もともと地鎮祭のために取っていた休みを活用して今度帰省したときに話をしたいと思っています。
これまでちょこちょことしたすれ違いが重なっていると思いますので、それらを全てクリアにしていきたいと思います。
条件次第では、床暖房や太陽光発電を諦めてもいいから、両親の理解を得た上でそちらにお願いできるようにしたいです。」
:「分かりました。そういうことであれば、こちらとしても図面工期を確認してキャンペーン条件を満たしながら、お義母様の動きを待つことができるかどうかを確認します。」
:「わかりました。しかし、こういった状況ですので、予定していた地鎮祭は取り止めとしてもらいたい。」
:「かしこまりました。ただ、1点お願いというか、ご提案なんですが、キャンペーンに間に合わせるために今現在停止している確定図面の作業についてGOサインをいただけないかと・・・。
キャンペーンというのは月縛りなんです。我々では手が出せないものなのです。
こういうと申し訳ありませんが、私たちにも旨味が必要ですので・・・。」
「・・・」
:「もちろん、デメリットもございます。図面を修正作業にかけるということなので、いただいている設計料が上がります。何十万という単位ではないのですがキャンペーンに間に合わせるための投資として考えていただけないかと思います。」
・・・私たちは、すぐには返事ができませんでした。
この時点は、本来の予定であれば図面を関連会社に依頼し出来上がっている段階のはずでした。
ただ、金額が確定できない以上、減額調整の可能性もあり、夫が「合意できない。」と言っていたのです。
これが、この打ち合わせの争点①
「確定図面の合意をするかどうか」です。
確定図面の合意をすると
■着工合意のための最終図面を作成することができる。
→キャンペーンに間に合わせるための作業行程を前に進めることができる。
■以降の変更には都度別料金が必要になる。
→この時点で、外構、地盤改良の正確な金額は出ていないので、減額調整の難易度が上がる。
■解約になった場合、解約金は増える。
といったところです。
明日は、図面を書いてもらうのか、書いてもらうと解約金はどう増えるのかを書いていきます