誰かと対面して本心を打ち明ける時、
例えば、
対面した相手の悲しみや苛立ちや辛さを招くような内容の場合、
打ち明ける側もこころがとても疲弊する。

本心を人に打ち明けられるからって強い訳じゃない。

ただ静かに黙って波風立てず、
ただ面倒な事に気付かない振りして、
誰かが何かをしてくれるまで、
平然と日常を過ごせるひとの方が、
よっぽど図太くて強いと思う。

でも、向きわなくてはならない時もある。
そんな時にこそ、底力を出せるひとでありたい。
じぶんのために。
正直、しんどいけどね…。

いつでも言いたい事を口に出せるにんげんが、
強くてワガママなんて思わないでほしい。
それが思い遣りだって時もあるのだから。
それに気付かず図太く平和で過ごせるようなしあわせは、
わたしには向いてない。