こんにちは〜〜
ブログ読んでます
と、診察で言われると恥ずかしくもありますが、ちょっと嬉しくなる獣医師youです。
登場人物紹介◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
；筆者です。どっかの病院に勤務している獣医さんです。
ここのブログはペンネームでやっていますが…
もう本名でも良いんじゃないかと思いはじめて半年が過ぎました。
；動物看護師長。おたママ（おたまのママ）。たま奥（たまに私、youの奥様）
本名はちょっと奇抜。
一回でちゃんと読んでくれたことがない。
；１歳半検診を受けてきた系児童。おたまちゃん。
ちょっとキラキラネームなのか…？
小学校で自分の名前は書けないと思われる。
それで怒ってる姿を見て笑ってしまいそう。
；二匹の猫。つみれ（つみさん）・うなぎ（うなさん）と呼ばれます。
名前で呼んでも反応してくれません。
わかっていないんじゃなく、無視されているだけと思うことにしています。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
私はごちゃごちゃしたお店が好きです
何か面白いものが見つかりそうで。
例えていうならドンキホー○とか○レッジバンガードとか。
病院が終わった後に行くと深夜のテンションで買い物をしてしまうのですが…
そこで手に入れた「GOSSO(ゴッソ)」にはまっております。
＊「GOSSO(ゴッソ)」とは
…ブラジリアンワックスを鼻の穴に突っ込み、鼻毛をゴッソリ抜くキットのこと。
これをやった後の爽快感がたまらないのです
この爽快感を味わうために、数ヶ月鼻毛を伸ばしていると言っても過言ではありません。
是非一度、お試しください。
ドン◯に売っています 笑
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回は胆嚢についてのお話。
動物病院で、何かのタイミングでエコー検査をした時に
「ん〜〜〜〜、胆嚢に泥がたまってますねぇ」
と言われたことはないでしょうか
しかもそのままスルーされてしまったり。
「（え、泥ってどういうことよ
しっかり説明して
）」と内心思ったりしていませんか
今日はそんな疑問を解決していきたいと思います。
（ちょっと強引でしたか 笑）
さて、
そもそも胆嚢ってなんだかワカラナーーイ
という方のために、まずはそこから知っていきましょう。
○胆嚢について
Qどこにあるの
胆嚢は肝臓に包まれるように存在します。
お腹と肺の境目あたりにある、小型のナスみたいな形をした臓器です
（ヒトでは洋梨みたいな形と言われます。）
Q何しているの
胆汁と呼ばれる液の貯蔵庫です。
肝臓で作られた胆汁を一時的に保管しているんですね。
Q胆汁って
胆汁はサラッとしてトロッした緑色の液で、食べ物が腸の中に流れてくると分泌されます。
脂肪を分解してくれます。
○胆嚢粘液嚢腫（たんのうねんえきのうしゅ）とは
そんな胆嚢ですが、様々な原因で濃厚な胆汁（これを胆泥と呼びます）が溜まってくるようになります（それを胆泥症と言います）。
ここからさらに粘液の過剰分泌が起こるとゼラチン状になって胆嚢の中で固まってきてしまいます。
この状態の胆嚢を胆嚢粘液嚢腫と呼んでいます。
固まると…当然流れが悪くなって詰まってしまうわけですね。
詰まってしまうと命に関わる状態になるので、その前になんとかしなくてはなりません。
怖い病気ですね
○注意するべき年齢は
多くは、中〜高齢です。
粘液が溜まるような原因がトシの病気だからかもしれません。
○なりやすい品種はあるの
・シェットランドシープドッグ
・コッカースパニエル
・シュナウザー
・パグ
・ポメラニアン
・ヨークシャーテリア
・柴犬
の発生が多いと言われています。
ちなみに、ネコでは似たような状態にはなっても、胆嚢粘液嚢腫と確定されている報告は無いとのことです。
○一番気になるのは原因ですよね
残念ながら、明らかな原因は不明とされています
一説によれば、甲状腺機能低下症や副腎機能亢進症（クッシング症候群）、高脂血症と深い関係があると言われています。
胆泥や胆石自体が原因になるとも言われていますが、胆泥が溜まっていても長期間変化が無い場合も多数あることから、ハッキリとはわからないのです。
体の中では、流れがあるものが詰まる（尿道閉塞とか）と命に関わる状態になるので、早めに見つけてあげることが重要です。
次回は、診断方法や治療法、外科手術に踏み切るのはいつが良いのか、についてお伝えしようと思います。
では
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
“勝手にイヌコラム
”
Q;パピヨンの名前の由来は知ってますか
A;有名ですね
フランス語で蝶々の意味です。
あの耳がヒラヒラとしたチョウチョウに見えたからみたいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今週はここまで！
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
また来週