いつも深夜にこんばんは!
ほろ酔い中の獣医師youです。
登場人物紹介◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
;このブログの筆者です。獣医師です。youと呼んでください。
正直に言います。
前回の、「光で花粉を水とかに分解するマスク」は妻さんが見つけました。
手柄を奪うような言い方をしてすみませんでした。
;動物看護師。獣医師youとおたまちゃんのママ。
先日、公園でちびっ子たちに絡まれ困惑した。
ここのところ言葉を話す生き物が周りにいないため、
どう対処して良いのかわからない。
;おたまちゃん。分類的にはホモ・サピエンスです。
が、おたまじゃくしからこのあだ名はつけられました。
理由は大きな声では言えません。
;二匹の猫です。つみれ(三毛)・うなぎ(黒白)と呼んでいます。
そう言えば、お二方とも先月お誕生日だったことすっかり忘れていました。
なので、珍しくオヤツを献上させていただくことにします。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日の記事は大阪からお送りいたします。
研修のため、1人で大阪に来て舞い上がっております。
研修が予定よりも早くに終わったので、まだ陽の出ているうちからおビールと串カツを頂いて参りました。
お酒も入ってさらに舞い上がってきたので、自由軒のカレーも食べてしまいました。
さらにさらにフワッフワのチーズケーキが目に入ってしまったので、今それを片手にブログを書いているところです。
他にもタコ焼き屋さんとか、551の肉まんとかも目に入ったのが心残りでございます。
ここは美味しいものがたくさんあって楽しいところです。
これがオススメってものがあったら是非教えてください。
それのためだけにまた来ます。
とてもお腹に貫禄が出てまいりました。
着痩せするタイプで良かったです。
(酔いも回って眠たくなってきたのでので、以下の文章は後日書きます)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ゴールデンウィークはいかがだったでしょうか。
土日祝日は外に出たく無い病の私はこの記事を書いておりました。
引き続き、
フェレットの「インスリノーマ」
について勉強していきましょう。
今日は治療のお話。
ここまでのお話はこちら
【フェレット】フェレット3大腫瘍「インスリノーマ」①
https://ameblo.jp/you-juisi/entry-12454226057.html
【フェレット】フェレット3大腫瘍「インスリノーマ」②
https://ameblo.jp/you-juisi/entry-12454032189.html
治療は大きく分けて内科的なものと外科的なものに分かれます。
たとえ外科的な治療を行なったとしても、内科的治療は必ず行うことになるので、まずは内科的治療からお話していきます。
ただし、どのような治療を選択したとしても膵臓内に多発する腫瘍ということもあり、完治は難しいです。
《内科的治療》
○食事療法
これが一番メインになってくる治療かと思います。
考え方としては、2つ。
1「急激に血糖値が上がらないようにすること。」
(腫瘍が反応して、よりたくさんのインスリンを出してしまうから)
・炭水化物や糖分(おやつ)をひかえ、たんぱく質(お肉)を中心とした食餌にします。
・低血糖状態でない限り、蜂蜜やコーンシロップといった甘いものは与えないようにしましょう。後ほど、重篤な低血糖発作を起こす場合があります。
2「血糖値が下がらないようにする」
・少量ずつ、こまめにご飯を与えるようにします。常にお腹の中にご飯があることで低血糖を避ける作戦です。
・具体的には、1日4〜6回(4〜6時間ごと)に分けてフードをあげてください。
血糖値を上げるなと言ったり、下げるなと言ったり…
おっしゃる通りでございます。難しいんです。
○プレドニゾロン(ステロイド)を使う
ステロイドという言葉を出すと、走って逃げていく方もいらっしゃいますが…
このお薬は、血糖値を長時間上げることができるお薬です。
また、他のお薬に比べてとても安い
治療当初はとてもよく効くため、場合によっては以前と同じように活発に見えるようになります。
しかし、腫瘍が進行していくに従って効きにくくなってくるので量を増やさないといけなくなってきます。
そこで気になるのが副作用
主なものを挙げてみます。
・胃潰瘍
・肝臓への負担
・心不全の発症
・脱毛
・筋肉の減少
・ニキビダニ寄生の顕在化
あまりに副作用が強く出る場合などは、他のお薬とも併用しなくてはなりません。
○ジアゾキシドというお薬を使う
これは、インスリンの分泌を抑えるお薬です。
このお薬を併用することでステロイドの量を減らすことができる可能性もありますし、食事療法も効かない場合の治療として用いることができます。
欠点として、とても高いとにかく費用がかかります。
これはかなり重度の場合ですが、お薬だけで月に10〜15万円かかっていた方もいらっしゃいました。
もちろん副作用もあります。
・食欲低下
・下痢、嘔吐
・貧血
・膵炎 など
でもこれらって、腫瘍が進行しても出てくる可能性のある症状なんですね。
これら以外にも使えそうなお薬はありますが、フェレットさんでの使用例があまりに少ないため、どのような反応を示すのかわからないのでここでの紹介は控えます。
さて、次回あたりで終わりにしたいところではありますが…まだまだ書けることが山ほどあるんですよね。
次回は、「外科的治療」と「もし発作が起きたらどうするか」についてお伝えする予定です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
“勝手に動物コラム”
Q;この仔の平均体重は何kg
A;という質問をよく受けますが、結論から言うと「平均体重はありません」。
例えば、同じチワワさんでも2kgくらいなのにとても太っている仔もいれば、
10kgはあるのに痩せている仔もいます。
(後者が本当にチワワさんなのかと言う疑問は持たないことにしています。)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
余談、
うなさんの寝相について。
うなさんは警戒心というものが欠けてしまっています。
一度寝始めると、お腹に足をのっけようと、足でゲシゲシしようと、退かないし起きない
そして、寝方も堂々としています。
全身全霊の信頼を寄せてくれていると捉えれば聞こえはいいのですが、
猫としてどうなのと思ってしまいます。
意地でも起きないうなさんの図
いっぽうのつみさんは…
これもこれで、なんでこんな狭いところに…
と思う場所で寝ていました
今週はここまで!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
また来週