いつもお越し頂き、ありがとうございます(。+・`ω・´)キリッ
リブログしていただけることも有り、とても感謝しております。
(きちんとお礼に行けてない方、申し訳ございません)
ありがとうございます(*・ω・*)
さてさて皆さま、そろそろ夏に入っていくわけですが…夏のご予定は決まりましたか
自宅の動物さんをホテルに預ける場合は早めに予約しましょう
部屋がいっぱいになってしまうと予約できないことも有ります(´・ω・`)
(当院では、一年前から予約する方もいらっしゃいます)
ホテル料金は施設によってまちまちですが、大体一泊3000円前後位〜のところが多いんじゃないでしょうか。
大きい動物になればその分高くなりますし、小さい動物さんになれば安くなったりすることも有ります。
(小さい動物さんの方が手間は掛かるんですが 笑)
結局、何が言いたかったのかというと…
ホテル預かりが増えてくると夏を感じますね
という話です。
(特定の病気が増えてくることでも季節を感じております。熱中症とか)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本題に入りましょう
前回に引き続き、肥満の診断の仕方や原因の探り方について解説しております。
(治療のお話ではないので…ダイエット法についてはまたいつか書きますね)
前回のお話は
【症状から考えるシリーズ】肥満ですか?え、これって病気なの?①
をチェック
え〜〜〜〜っと、なんでしたっけ
前回の最後で疑われる病気を3つ挙げてみたんですよね
○検査で病気かどうか確認する
ここまできてようやく検査をするんです(; ・`д・´)!
お気付きかもしれませんが、
獣医さんは検査を提案する時点で、ある程度どんな病気か検討をつけています。
(もちろん、どうしてもわからない場合もあります。そんな時は色々な検査をやらざる得ない場合も。)
いくつか例を挙げてみましょう
・副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)なら…
エコー検査、ホルモン測定、場合によってはCT検査など
・甲状腺機能低下症なら…
ホルモン測定
・インスリノーマなら…
インスリンの測定など
・心臓病なら…
エコー検査、血液検査(最近は心臓の血液検査があるんです)、レントゲン、血圧測定など
どれも病気に特化した検査(青字の検査)が含まれてくるのがわかるかと思います。
これで確定診断が出たら、それぞれの病気の治療をしていくことになります。
○検査で何も引っかかってこなかったら
「単純性肥満」(食べ過ぎ、運動不足)である可能性が非常に高くなります。
でもそれなら大丈夫ということではありません。
ある意味、肥満自体が病気ですのでしっかり体重管理をしなくてはいけません。
単純性肥満にも色々原因があるので、なんで太っているのかはっきりしないと痩せるのも難しいです。
原因のいくつかをご紹介します
☆高齢である
高齢になると、運動量が少なくなったり、体の器官の機能も低下してきます。
つまり、消費エネルギーが少なくなっているわけですね。
にも関わらず、若いときの食事を続けていると…太ります
☆筋肉量が落ちている
肥満になってからの期間が長いと筋肉量が落ちてしまっています。
筋肉量の減少は、基礎エネルギー消費量も落ちていることを意味します。
なので、「ご飯減らしているのに痩せない」ということになってしまうんですね。
こういう時は、運動しながら食事制限もしなくてはいけません。
例えば…フードを一粒ずつ投げながら食べさせるとか(食べるために動かざる得ないですもんね)
☆食べ方
これはネコさんに多いのですが、ご飯を山盛りにして置いている場合です。
少食の仔ならこれでも大丈夫なのですが、あるだけ食べてしまう仔は要注意
決めた時間に決められた量だけあげる。重要です。
☆避妊・去勢手術をやっている
以前の記事にも書きましたが、この手術をやってある場合、必要エネルギー量は20〜30%減ります。
「体重分しかご飯あげてないのになんで太るんですか」
とよく言われます。(あれはあくまで目安であり、手術済みの仔用かどうかもチェックしましょう)
避妊・去勢手術後は必ず、ご飯の質と量を確認してくださいヾ( ´ー`)
○ダイエットつらい…ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!
わかります。よくわかります。
そんなときはライ○ップに行きましょう。
動物さんの場合は、肥満は病気という意識で病院に行って、減量プログラムを組んでもらうのも手です。
いかがでしたでしょうか。
肥満と診断されても「食べ過ぎね」で終わらせてはいけない場合があります。
思い当たる節がある方はもう一度考え直してみてはどうでしょう
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
“勝手になんでもコラム”
Q ;夏にホテルを利用するつもりだけど、どんな予防が必要
A;施設によってルールが違いますが、
狂犬病予防注射、混合ワクチン、フィラリア予防、ノミダニ予防
をしておけばほぼ問題ないかと思います。
特に混合ワクチンとノミダニ予防は必須のところが多いのではないでしょうか
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
余談、
おたまちゃんが我が家に来てから
数ヶ月が経ち
だんだんとペースが出来上がってきました
最近では朝おはようと顔を覗くと
満遍の笑みで応えてくれたり、
1人で手で遊んでいたり、
みていて飽きません
(気持ちに余裕が出てきたのもあるのでしょうか)
そんな中、おたまちゃんとの時間が楽しくなりすぎ
夫婦でおたまちゃんとばかり遊んでいると
嫉妬するのがこのお方…
じと…
つみさん「わたしを忘れるにゃ」