暑い日もありますが、いかがお過ごしでしょうか
こんにちは。獣医師のyouです
妻さんが実家から帰ってきたと思ったら、風邪をひいてしまいまして…(´・ω・`)
喉が痛くて、鼻が詰まるやつです。
微熱も出ましたね(。+・`ω・´)キリッ
花粉症終わったと思ったらこれだ。
スタッフには「先生、体弱いですよね〜〜笑」と言われるし。
(後日このスタッフさん、同じ風邪にかかっておりました(*`▽´*)ウヒョヒョ)
妻さん帰ってきて早々、私は役立たず。
なんだかなぁ…
おたまちゃん、大丈夫なのかなー
今の所元気そうだけど…。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、リンパ腫のお話。
もう3回目になるのにまだ検査の話をしている…笑
情報が多いものはどうしても長くなってしまいますね
アタヽ(д`ヽ彡ノ´д)ノフタ
今回も検査編ですが、少し大がかりなものを紹介したいと思います
○針吸引細胞診(FNAとも呼びます)
確定診断;タイプによってはできる。 費用;中〜高
体への負担;鎮静が必要なら中程度
リンパ節や腫瘍の細胞を針でとって、専門家にみてもらう検査です。
たまたま針を刺したところが良性の部分だったーーーなんてことも。
だから絶対診断が出せるわけではありません。
怪しい腫瘍なら手術で取りましょう、となることもあります。
○骨髄検査
確定診断;骨髄まで転移しているものなら。
費用;高(検査+麻酔のため)
体への負担;高(麻酔のため)
腕や太ももの骨から骨髄液を取って検査します
血液の中におかしなリンパ球が出ている場合や、かなり進行したリンパ腫と考えられる場合に行います。
ただ、とても痛いので絶対麻酔が必要です。
○病理組織学的検査
確定診断;できる。 費用;高 体への負担;かなり高い。
実は、腫瘍を確定診断できる唯一の方法
腫瘍の一部(または全部)を取ってきて、特殊な処理をしたものを顕微鏡で確認します。
取ってくる=手術になってしまうのでどうしても負担が大きくなってしまいます
○CT検査
確定診断;できない。 費用;高
体への負担;高(麻酔が必要なため)
んーーーーーー…要するに、大きなレントゲンなんです
全身を立体的に確認することができるので、手術の計画を立てたり、どこにどの様に腫瘍があるのか確認できます。
撮影中は動いちゃいけないのですが、動物さんはそれができないので大抵麻酔が必要になります。
骨髄検査やCT検査は少し大きな病院さんに行かないとできないですが、それ以外は大体どこの病院さんでもできると思います(*゚ー゚)ゞ
検査には色々と負担がかかりますが、敵の正体がわかれば治療の幅がグッと増えるので一度考えてみてください。
前回と今回で紹介した検査はリンパ腫に限らず、様々なできもの(腫瘍)のときに行う検査です
では、また。
ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
“勝手にイヌネココラム”
Q;家で心臓が止まってしまったのですが…
A;まずは心臓マッサージを始めてください。
動物を右側を下にして寝かし、心臓の位置を1秒間に1〜2回押します。
これをやりながら病院に連絡しましょう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
余談、
やっとこさ帰宅しました
今まで親に甘えていた分
頑張らないとーー
と、まだ張り切っていられる
精神状態の妻さんでございます
これからどうなることやら
妻さん「獣医師youさん、サポート頼みますよ!!」
獣医師you「か、風邪ひきました…。」
…。
使えねえええええ
だから
日頃から念入りに
体調管理はしっかりしてと
ちゃんと食べてちゃんと寝なさいと
口うるさく言っていたのに
獣医師you「ちゃ、ちゃんとやってたよ」