こんにちは。
いつも遊びにいらしていただきありがとうございます(。´・∀・)ノ゙
獣医師youです
前回【ウサギ】の記事を書いたときもそうだったみたいですが、また声が出ないタイプの風邪にかかっております。
なんですかねーー、喉が痛いときに話しまくるからですかねぇ。
余計なお話ばかりしちゃうからですかねぇ(*゚ー゚)ゞ
先日来た患者さんのお話。
風邪っぴきの私「久しぶりですねぇ」
おばあちゃん「いや、あんた。入院してたんよ、肺炎で。風邪ひくたびに入院してんだわ」
私「えー
大変でしたねぇ(まずいよまずいよ、誰か代打で
)」
おばあちゃん「でな、病院ではご飯がどうのこうの…」
私「(今日は早く帰った方がいいと思いますよーーーーー
)」
どこで風邪菌をもらうかわからないので、気をつけてくださいね。
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本題に入りましょう。
毛球症って聞いたことあります
他にも、「胃腸管症候群」「胃腸の運動性の低下」「食滞」などなど似たような言葉はありますが原因・症状・治療がほぼ同じなので、今回の記事を参考にしてもらえればと思います。
(定義は違いますが…)
猫さんとウサギさん、フェレットさんではよくあるお話なのですが、今回はウサギさんに焦点を当ててまとめていこうと思います。
「特に心当たりはないのに、突然ご飯を食べなくなった」
「あまり動かない」
「ウンチがいつもより小さいかもしれない」
これは、実際にウサギさんを連れてくる患者さんがよく言うことです。
もしかしたら、毛球症かもしれません
○って言っても毛球でしょそんなに焦ることはないよね
初めに伝えておかないといけなかったですね
ウサギさんは、どんな病気でも悪化が早く、死亡率が高い
そして、回復にすごーーーーーーく時間がかかります。
イヌ・ネコさんと同じで考えていると痛い目を見るんですね、これが。
(診察で痛い目を見たことがあります)
早い段階で治療に入ることが、早く回復する秘訣です。
○ウサギさんは綺麗好き
もちろん個体差はあります
グルーミングと言って、体をペロペロ舐めることがありますがこのときに毛を食べてしまうんですね(食べなきゃいいのに)
これが胃・腸内から流れ出にくくなることで病気へと発展していきます。
○なら吐かせればいいんじゃない
それができればいいなぁ、とよく思います。
ウサギさんは胃の入り口にある筋肉が強すぎて逆流(おう吐)できないんです。
だから、おう吐誘発剤(催吐剤)なんて使わないでくださいね。
(唯一、ウサギさんも吐くときがあります。…死の直前です)
○毛球症の原因は大きく2つ
異物(毛球含めて)をたくさん飲み込んでしまった
ウサギさんは色々なものを飲み込みます。
換毛期だったり、グルーミングをやたらやってたり、長毛種だとよりリスクは高まります。
ちなみに、布やカーペットを食べてしまうウサギさんもいるので気をつけてください
何かしらの理由で胃・腸の動きが悪くなってしまった
「何かしら」と書きましたが、正直どんなことでも胃腸の動きは悪くなります。
例えば…
・草類(チモシー)の摂取不足
・急に食餌を変えた
・どこか痛い
・ストレス(環境の変化など)
・運動不足
・肥満
・麻酔
・ホテルに預けた
などなど。ちょっとしたことが大事になることがあるのです。
神経質なんですね。
大げさに言いすぎなんじゃない
と思われるかもしれませんが、もともとウサギさんは周りの環境の変化に敏感でないと生き残れないんです。
飼育する側も、ちょっとだけ気にするようにしてあげてください。
次回は具体的な症状と、検査について書いていきます(*´艸`*)
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“勝手に犬コラム”
Q;ならさ、犬のヒゲは切ってもいいの
A;気になるなら切ってもいいですよ。
切っても痛くないですし、血も出ません。
フラフラ歩くようになることもありませんねぇ。
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余談、
先日獣医師youのバースデイが
執り行われました
金銭的に無力のわたくし妻さんは、
無力なりに思考を巡らせ…
ケーキを作るという手段に
喜んでいたようなので
一安心





