今週はフェレットさんについてです!!
毎週ブログを書いていると・・・
「先生、わりと暇なの」
と言われてしまいますが、んーーーーー、まぁ、そんなとこでしょうか 笑
(注;そんなことないです。時間は作るものなのです)
今回は久しぶりに【フェレット】さんについて書いてみようと思います。
言い換えれば誤食や毛球症についてのお話なので、もちろんイヌ・ネコ・ウサギさんにも通じるお話です
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誤食って場合によっては緊急を要するものだったりするので、様子を見て良いのかダメなのか悩まされることもしばしば。
フェレットさんでよく見る病気(事故?)なので、フェレットさん目線で書いてみようと思います。
○フェレットはとても好奇心旺盛
もともとあちこちに潜ったり、運動量の多い動物さんなので、部屋に放して遊ばせている方は多いのではないでしょうか。
その隙に何かしらをちぎって食べてしまいます。
放して遊ぶ場合は、必ず見張っていましょう
○2歳以下では特に注意
本当はもっと遊びたいお年頃。
でも飼育下ではそんなにずっと見ていられません。
だから・・・
フェレットさん「暇だし、何か食うか」
「これ噛み心地、最高だわーーごっくん」⇨誤食
となります。
この年齢ではスポンジやゴム製品、プラスチック製品が特に好きなようです。
○もちろん2歳以降でも気をつけて
2歳を過ぎると今度は、胃や腸に毛球が詰まっていることが多いです。
布製品が多くなるとの情報もあります。
ただ、これらはあくまで傾向なので
フェレットさんは何でも食べるから気をつけよう(もちろん性格にもよります)
となるわけです。
○こんな症状は要注意
口をくちゃくちゃ(気持ち悪いから)している
前足で口を気にしている、歯ぎしりをしている
ご飯を食べない
下痢・嘔吐
便が真っ黒い(胃の中で出血している) ・・・などです。
ちなみにフェレットさんはイヌ・ネコに比べると胃内に異物があっても吐かないことが多いというデータがあります。
○ドライフルーツや乾燥種子は詰まりやすい
乾燥プルーン、干しぶどう、トウモロコシといった不消化性繊維は消化できないことは意外と知られていません。
トウモロコシは1粒でさえ詰まることがあります。
ヒトが食べれるものでも、フェレットさんには命の危険があります。
いかがでしたでしょうか
そんなに意識してなかったーーーという方、ぜひ気をつけてあげてください
次回は・・・
・どうやって詰まっているかどうか調べるの?
・手術しかないの?
・予防できないの?
あたりについてまとめたいと思います
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“勝手に何でもコラム”
Q;動物保険って入ったほうがいいの?
A;入った方が得かどうかは…それぞれの考え方があると思うので何とも言えません
ただ、はっきり言って動物の治療費は高いですすごく高いです
獣医師としては、保険に入っている方には色々な治療法を勧めやすいです。
あ、ワクチンや予防薬、避妊去勢手術に保険は使えませんので注意してくださいね
(もし、使える保険会社さんがあったらスミマセン)
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余談、
最近ますます冷え込んできましたね
我が家は夫婦ともに
鼻風邪じゅるじゅるです
この風邪、どうやら長引くよう…
みなさまはどうか暖かくして
風邪は引かないように気をつけてください
さて、こんな冷え込む季節に
主役として鎮座するのはやはり、
“こたつ”
ですよね
妻さんは起きてすぐこたつへインします。
動いてから入ればいいのに…(笑)
(出れなくなるじゃないの…)
そんな魔のこたつの
1番の被害者はこの子達。
(当人たちは被害を受けてるつもりはないようですが)
寒いから開けるな。と。
はい、ごめんなさい。
うなさんはこたつの入り方が
最初は分からず、
ずっと周りをウロウロしてたっけ…
それがもう入り浸り…
可愛くない
猫も人もこたつの魔の手に
かかってしまいますね
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます
ではまた、来週