暑い日が続いております。いかがお過ごしでしょうか。
いつも応援してくださっている方、ありがとうございます
でも正直、獣医師youの気分はどん底です
暑くて。
あーーーーーーーー泳ぎたいーーー。
まぁ、本当はそんなに暑さは感じていないのですが。(室内から外に出ないので)
ここ最近の雨は清々しいほどの大雨ですね
足首までつかるほど降ったかと思えば、帰宅時間には乾いていたり。
天気予報アプリの起動回数が増えました。
さてさて、今回は前回↓
【ウサギ】不正咬合ってどんな病気?①
http://ameblo.jp/you-juisi/entry-12291830213.html
の続きです
検査や治療、予防法について書いていきます。
主に臼歯が伸びすぎてしまった場合について記載します
○口の中を直接覗くか、レントゲンを撮ってもらいましょう
直接覗くことはそんなに難しいことではありません。
ウサギさんの健康診断では毎回見てもらっても良いのではないでしょうか??
でも直接覗くだけではすべての歯は確認することができません。
そういう時はレントゲン検査も組み合わせても良いのではないでしょうか
厳密に言えば、鎮静をかけて口の中を覗くのが一番正確なのですが…健康診断の度にそうするわけにはいかないですからね
○治療は伸びすぎた歯を切ることと、内服薬によるその後のケアが大事
歯を切ると言いましたがそんなに簡単なことではありません。
⑴無麻酔で歯を切る
前回にも書いたように、伸びすぎた歯は頬や舌を傷つけます。
これは当日のうちに解消しておきたいところ。
でも暴れる仔や、病変部が奥の方にあるなどでは使えない方法です。
⑵麻酔下で歯を切る
ほとんどの場合、麻酔前に血液検査などをやる必要があります。
でも一番確かな方法です。歯を切る時に暴れて傷つけてしまうことがほぼないですので。
1ヶ月毎くらいなら比較的安全に行うことができます。
⑶抗生剤や痛み止め、止血剤などを服用する。
ウサギさんの治療はスピード勝負なんです。
のんびり様子を見ていると突然亡くなってしまうこともあります。
できるだけ早く食欲を回復させるためにも、お薬の力は借りておいた方が賢明だと思います。
○不正咬合の根治は非常に困難です
ウサギさんの歯は一生はえてきます。前歯も奥歯も。
上の歯を抜けば、それに合わさる下の歯が一生伸び続けることになります。
定期的に切ってもらうことになります。
○食餌管理がとっても大事
ペレットとチモシー乾燥牧草、おやつとして生野菜。これで十分。
嗜好品として売っている、甘いものや炭水化物を多く含むものはあげない方が良いですよ。
他の病気の予防としても、です。
いかがでしたでしょうか。
ウサギさんは不正咬合にかなり高い確率でなるとも言われています。
定期的にチェックしておくことが大事ですね
では、また来週〜〜
余談、
夏なのにうちの猫たちは暑さ知らず(ずっと室内だかにゃ〜)
特に日中はうなくんのデレが炸裂
仕事に行く前の妻さんに甘ったれ、