雨が降るたびに暖かくなって来ている気がします。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか
私、獣医師youはワクチン、ワクチン、狂犬病、フィラリア、狂犬病・・・壊れたスピーカーみたいに同じことを説明し続けております。
さて、春真っ盛りですよ!
チューリップ、ネモフィラ、藤の花、芝桜!!
どうも世の中は楽しそうなので、羨ましくなって私も奥さんと満喫してきました!
いろーんな動物さんについて書きたいなと思っているのですが、この時期を逃したらまた来年になりそうなので・・・
今回はフェレット目線でフィラリアについて書きたいと思います
毎回毎回フィラリアでごめんなさい
一般的なフィラリアについての知識は…
以前書いた
【イヌ】フィラリア症のいろは①↓
http://ameblo.jp/you-juisi/entry-12261066335.html
をご覧ください。
○猫よりも感受性は高い!!
猫さんよりもフィラリアに感染しやすい、という意味です。
いやー、フィラリア先生強いすね。
どこでも生きていけるんすね。
かっけーっす
○とても重篤化しやすい!!
フェレットは心臓が小さいので、1~2匹感染しただけでも死亡する可能性が高いのです。
フィラリアで死亡した犬の心臓を見てみると、ものすごい数の虫がいることがあります
でもフェレットではそこまでたくさん感染していることはありません。
動物は違っても、虫のサイズは変わらないですからね・・・。
○予防は背中にたらすだけのスポットタイプか、錠剤タイプ(崩して粉にしてもいいですね。)
スポットタイプって、いわゆるレボリューションですね、はい。便利なんですよ。
でもフェレットさんって体が濡れることを極端にいやがる仔が多いので、お薬を飲めるなら錠剤の方が良いかも
レボリューションにはアルコール成分が入っているのでかなり気になるみたいです。
でも気にしているのもそんなに長くないので、ほっといても問題はないのですが。
○レボリューションを使うときには用量に気をつけて
犬・猫の体重に合わせて設計されたお薬なので、それに合わせてフェレットに使用してしまうと効果が出ないことがあります。
犬・猫より少しだけ用量は高めなんですよ。
なので、ちゃんと獣医さんに処方してもらって、その仔その仔にあったものを使いましょう。
○気になる料金は?
地域や病院によって大きく異なります。
大体一年分で10000円~15000円位でしょうか。
しばらく続いたフィラリアシリーズも今年はここまでにしておきます。
次回はハリネズミについて書く予定です。
最近人気ですよね。確かにかわいい
余談、
朝はやーく起きて