蛍(not 鬼束ちひろさん)。 | 茨の海

茨の海

在りったけの花で飾って そして崩れ堕ちて 何度でも 正しくなど無くても 無くても

僕の住んでる場所は
とにかく田舎で

今の季節になると蛍が
近くの川みたいなところを飛んでる訳です。



んで
その蛍を見ようと車で来てるヤツらが
めたくた邪魔すぎて

一人一人殴りたい衝動に
駆られる訳で須賀

それはまた今度
成し遂げた時にでもご報告をば。笑




僕は車の窓を3cmぐらい
何時も開けたままにしてんのさ。

何故なら車内でタバコを吸うから
匂いを少しでも逃がす為にです。



夜な夜な徘徊する癖の有る僕は
何時ものよーに車に乗り込んだら

フロントにチカチカ光る蛍の姿。


あ~、蛍やぁ。
綺麗やなぁ。






って思ったのも束の間
明らかに蛍が車内にいるっぽい。


あ、有り得ねぇよ。
車内に虫なんて有り得ねぇよ。


運転中に僕に向かって来たら
確実に僕はハンドル操作を誤り
事故ります。



虫が大嫌いな僕は蛍が逃げるように
バシバシフロントをしばく。


逃げない蛍。


再度バシバシしばく。


されど逃げない蛍。




半泣き状態で
もう、何なのこの人~!

って愚痴ってると
通話中の友達から冷静に


人じゃないよ。

という的確な突っ込みを頂き
それでも同じ事を何度も嘆きながら

若干喚きながら
5分ぐらいして
ようやく手にしたティッシュ。


二枚重ねにして蛍を掴み
車内から追い出しました。






いや、まぢでアイツやべぇよ。
アイツしぶといよ。
アイツまぢやべぇよ。



ぼかぁほんまに泣きそうになりますた。




恐怖で泣くのは
仕方ねぇことだと思いまふ。