下総です。


今日は、
「誰かを先生と呼ぶと依存心が芽生えるため、できる限り使わないほうがいい」
という話をしていきます。



■先生と呼ぶことが「お任せする意識」を生む


病院の先生、
整骨院の先生、
カイロプラクティックの先生、


日本人は医者や治療者に対し「先生」と呼びますよね。


まあそれが普通です。


私はリラクゼーションの仕事に携わっていますが、
年配の方などで、先生と呼んでくるお客さんもいます。



しかし最近思うんです。

「こうした風習があるから多くの人は慢性的な症状を改善させられず悩んでいるのではないか」と。



「医者や治療家を先生と呼ぶ文化が、慢性痛をまん延させている」


というのも、
誰かを先生と呼ぶことで、
あなたはいやおうなしに「従う人」になります。

先生:従う人

の主従関係ができあがる。


先生が言ってたのだから、
寝る前には腰痛体操をしなければならない、

先生が言ってたのだから、
ヘルニアの悪化が腰痛の原因に違いない、

先生が言ってたのだから、
骨盤のズレが正常になれば腰痛は消えるはずだ、


一人の人を先生と呼ぶことで、

この人の言うことは絶対だ、
逆らってはならない、
1から10まですべて教えられたとおりにこなそう、

といった意識に傾いてくると思います。


だって先生がそう言うのだから、と。


症状を丸投げしよう、
治療をお任せしよう、
とする姿勢になってくる
と。


こうなると、「自分で改善策を練る」という発想が薄らいでいきます。



■慢性痛は自分で治していくもの


あなたが普段からこのブログを読んでくれているならわかると思いますが、
慢性腰痛というのは、「誰かに治してもらう」ものではありません。

病院や治療院へ行って治してもらうものではありません。

自分で腰痛に対する考え方を変え、
自分で生活習慣なり運動なり対策を練って治していくもの
です。


「自分で」です。


誰かに丸投げするのではなく、
自分が主体となって改善させていくものです。


にもかかわらず、
多くの人は「○○先生に診てもらえば間違いない」などと、
古びた常識に縛られた状態にいる。


「困ったときの先生頼み」状態にいる。



誤解してほしくないのですが私はなにも、
「医者や治療者は別に偉くもなんともない。一切聞く耳持つな」
と言っているわけではありません。

彼らにはこれまでどおり尊敬の念をもって接するべきです。


ただもういい加減、
丸投げするのはやめようよ、と言いたいんです。

これまでのように「治してください、お願いします」といったテンションで接するのはやめようと、と。


すがるのをやめる、

症状を丸投げするのをやめる、


そのためにもまずはその、
先生と呼ぶことをやめてみたらどうなの?

という話をしたいのです。



普通に「○○さん」でいいと思います。


今まで「○○先生」と呼んでいて、
急にさん付けに変わったらおかしいかとも思うので、
そのあたりは柔軟に。



「医者や治療家を先生と呼ぶ文化が、慢性痛をまん延させている」


私がいくらこの場で主張しても、
この文化は変わらないと思います。

ただ何らかの気づきを得てもらえたら嬉しいです。



腰痛でもなんでも、
慢性的な症状を改善させるには、
自立した考え方を持って臨むことが大事です。

医者でも治療家でも、
その人がいくら信頼できる人であっても、
誰かに依存していては、なかなか症状を改善させることはできないのですから。

病院や治療院で一時的に痛みを鎮めることができたとしても、
根幹から改善させるには至らないのですから。


「症状の丸投げ」をやめるためにも、
まずは誰かを先生呼ばわりするのをやめてみてはいかがでしょうか。

 

 

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