オアフ島の鉄道システム「スカイライン(ホノルル・レール・トランジット)」ですが・・・2022年5月に資金難から計画が縮小され、東側のターミナル駅はシビック・センター駅となり、カカアコ駅とアラモアナ駅の建設は中止となりました。
ところが・・・2023年11月30日(木)、米連邦交通局(FTA)が、スカイラインをカカアコ地区まで延伸させるための資金として、1億2,500万ドル(約185億円)の資金を提供すると発表しました。
■スカイラインの路線計画
東カポレイ駅とアロハ・スタジアム駅の間が開通済みで、第2区間(図のブルーの点線)としてミドル・ストリート駅までの延伸が進められています。そして、第3区間としては、シビック・センター駅までの延伸が計画されています。今回の資金提供で、これがカカアコ駅まで延伸されることになります。ハワイのことなので、実際の開通はいつになるか分かりませんが・・・。
なお、現在の「スカイライン」の建設状況は、アロハス・タジアム駅からダニエル・K・イノウエ空港駅を経てミドル・ストリート駅までの4マイルにわたる第2区間が約30%完了しており、来年2~4月には試運転を開始できる可能性があるのことです。