えっと・・・すいません・・・。哀とベンが行き詰ったらこっちを書くことにしましたっ
予定中のTHE FIVEとは別の話ですっ
雨の降り注ぐ中、慧梨(
)は帰路についていた。何でだろう・・・。何で・・・私は・・・あんなこと・・・・・・・・・・・・・・・。たった1人の友達、耀子(

)に何であんなひどいことをしてしまったのだろう・・・。慧梨を悩まされる出来事・・・。それは・・・。
ひょこっと朝野(

) 達弥(

)が顔を覗かせた。耀子が息を呑んだ。慧梨も密かに心をときめかせた。それは耀子に決して気づかれてはいけない気持ちだった。
「慧・・・慧梨ッ
」
顔を赤らめて後ろの席の慧梨に振り向く耀子に慧梨は思った。どうせ・・・耀子は可愛いし勝てっこない・・・。こうなったら耀子を心から応援しよう・・・。そう思っていても心の中では朝野 達弥への想いが踊っている・・・。
「耀子、告白しちゃったら
」
耀子が顔をますます赤くした。
「そっ・・・そんな・・・
」
いつも可愛いけど達弥の前ではもっと可愛くなる耀子。慧梨は心のどこかでそんな耀子に嫉妬していた。絶対に達弥の眼中にあるのは耀子だけ・・・。それか、綺麗系で学級代表の乍(

) 陽菜(
)か・・・。
「田村(

)さん、ちょっといいかな。」
低い声でいう達弥に慧梨は目を見開いた。自分に何の用があるのか分からなかった。耀子もキョトンとしている。
「ゴメン・・・後で全部内容、教えるから
」
心の底から喜びながらも慧梨はすまなそうに耀子に話しかけ、達弥の元に向かった。
「うわっ、田村さん、ずうずうしくない?耀子が達也クンのこと好きなの、知ってるのに
」
クラスメートの声に耀子は笑顔で言った。
「そういう関係じゃないと思うよ・・・きっと
」
少し心配になったのか小さい声の耀子にクラスメート達は喋る事のなさに口をつぐんだ。それが全て聞こえた慧梨は嬉しい反面、悲しくなってきた。こんな形でも・・・友達を裏切っているのかな・・・。一瞬席に戻ることも考えた。けれども、胸の中をしめる達弥の大きさに慧梨は席に戻れなかった。
「やあ
」
笑顔で普通に話しかけてくれる達弥。慧梨は、恥ずかしげに下を向いた。
「こ・・・こんにちは
」
達弥はニコニコしたまま言った。
「いきなり呼び出してゴメンだけど・・・ちょっと出られないかな?」
慧梨の中で耀子のことが横切った・・・。だが、慧梨は嬉しそうに
「ハイ
」
と返事した。
「・・・ん・・・じゃあ・・・
」
恥ずかしげに言う達弥を慧梨は惚れ惚れと見た。引き締まった身体。芸能人になれるかもしれないカッコイイ顔、短めの茶髪・・・。
「え・・・オレの顔になんかついてる・・・?」
心配そうに聞く達弥に慧梨は慌てて首を振った。
「良かった・・・」
ホッとする達弥に慧梨は達弥に目を再び向けた。
「あ・・・いやぁ・・・ん・・・もういっか!えっと・・・っ!た・・・田村さん・・・す、好きですっ」
真剣な声で言う達弥に慧梨は嬉しさで一杯になった。慧梨がなかなか答えられずにいると、達弥が肩を落とした。
「や・・・やっぱムリだよな・・・ゴメン・・・
」
慧梨は引き返そうとする達弥を慌てて引き止めた。
「待って!わ・・・私もずっと・・・ずっと・・・す・・・きでした・・・」
慧梨の声に達弥の顔が綻んだ。
「ホ・・・ホント・・・??」
慧梨は頷いた。

予定中のTHE FIVEとは別の話ですっ

雨の降り注ぐ中、慧梨(

)は帰路についていた。何でだろう・・・。何で・・・私は・・・あんなこと・・・・・・・・・・・・・・・。たった1人の友達、耀子(

)に何であんなひどいことをしてしまったのだろう・・・。慧梨を悩まされる出来事・・・。それは・・・。ひょこっと朝野(


) 達弥(

)が顔を覗かせた。耀子が息を呑んだ。慧梨も密かに心をときめかせた。それは耀子に決して気づかれてはいけない気持ちだった。「慧・・・慧梨ッ
」顔を赤らめて後ろの席の慧梨に振り向く耀子に慧梨は思った。どうせ・・・耀子は可愛いし勝てっこない・・・。こうなったら耀子を心から応援しよう・・・。そう思っていても心の中では朝野 達弥への想いが踊っている・・・。
「耀子、告白しちゃったら
」耀子が顔をますます赤くした。
「そっ・・・そんな・・・
」いつも可愛いけど達弥の前ではもっと可愛くなる耀子。慧梨は心のどこかでそんな耀子に嫉妬していた。絶対に達弥の眼中にあるのは耀子だけ・・・。それか、綺麗系で学級代表の乍(


) 陽菜(
)か・・・。「田村(


)さん、ちょっといいかな。」低い声でいう達弥に慧梨は目を見開いた。自分に何の用があるのか分からなかった。耀子もキョトンとしている。
「ゴメン・・・後で全部内容、教えるから
」心の底から喜びながらも慧梨はすまなそうに耀子に話しかけ、達弥の元に向かった。
「うわっ、田村さん、ずうずうしくない?耀子が達也クンのこと好きなの、知ってるのに
」クラスメートの声に耀子は笑顔で言った。
「そういう関係じゃないと思うよ・・・きっと
」少し心配になったのか小さい声の耀子にクラスメート達は喋る事のなさに口をつぐんだ。それが全て聞こえた慧梨は嬉しい反面、悲しくなってきた。こんな形でも・・・友達を裏切っているのかな・・・。一瞬席に戻ることも考えた。けれども、胸の中をしめる達弥の大きさに慧梨は席に戻れなかった。
「やあ
」笑顔で普通に話しかけてくれる達弥。慧梨は、恥ずかしげに下を向いた。
「こ・・・こんにちは
」達弥はニコニコしたまま言った。
「いきなり呼び出してゴメンだけど・・・ちょっと出られないかな?」
慧梨の中で耀子のことが横切った・・・。だが、慧梨は嬉しそうに
「ハイ
」と返事した。
「・・・ん・・・じゃあ・・・
」恥ずかしげに言う達弥を慧梨は惚れ惚れと見た。引き締まった身体。芸能人になれるかもしれないカッコイイ顔、短めの茶髪・・・。
「え・・・オレの顔になんかついてる・・・?」
心配そうに聞く達弥に慧梨は慌てて首を振った。
「良かった・・・」
ホッとする達弥に慧梨は達弥に目を再び向けた。
「あ・・・いやぁ・・・ん・・・もういっか!えっと・・・っ!た・・・田村さん・・・す、好きですっ」
真剣な声で言う達弥に慧梨は嬉しさで一杯になった。慧梨がなかなか答えられずにいると、達弥が肩を落とした。
「や・・・やっぱムリだよな・・・ゴメン・・・
」慧梨は引き返そうとする達弥を慌てて引き止めた。
「待って!わ・・・私もずっと・・・ずっと・・・す・・・きでした・・・」
慧梨の声に達弥の顔が綻んだ。
「ホ・・・ホント・・・??」
慧梨は頷いた。