久々に書きますかっはーと


「お帰り~」

奈美の声に琴巳は敏感に反応した。

「何か良い事有ったの?」

奈美がニヤニヤ顔を隠さずに

「別っに~顔

と言った。露子も笑っている。琴巳はブゥと呟いた。

「もぉ、何なのようーん

奈美が笑いながら言った。

「アンタ、ギリギリ田丸先生のクラスなんだってさ~」

琴巳が驚いて聞き返す。

「な・・・・なんで・・・そんな事分かるのよ・・・」

露子が笑いながら言った。

「先程、閻魔さんがお見えになったのよ。大変ね・・・全員回ってるのかしら・・・。」

琴巳は目を見開いた。そうかっ!だから、閻魔さんに会ったのかっ!

「何だかね、一番の子は田丸先生の娘なんだってね」

奈美がうっとりと言った。

「やっぱ、血筋だね~よぼ~ん

琴巳は不貞腐れた。

「悪かったね!ていうか・・・血筋ならお母さんとか結構関係あるじゃ・・・・」

琴巳が言いかけると露子がさえぎった。

「とにかく頑張りんさいよ!」

琴巳は、すっかりやる気を出していた。なんたって、田丸さんのグループなんだ。

「ハイッやる気