誉エンジン搭載機(紫電改)と火星26型エンジン搭載機(雷電)の性能比較です。
【誉&火星26型の諸元】
エンジン 誉21型 誉11型 火星26型
排気量 35.8 35.8 42.1 (L)
直径 1.18 1.18 1.34 (m)
全長 3000 2900 2600 (rpm)
吸気圧 +500 +400 +450 (mmHg)
一速馬力 1860 1650 1590 (ps)
回転数 3000 2900 2500 (rpm)
吸気圧 +350 +250 +300 (mmHg)
高度 2000 1750 2500 (m)
二速馬力 1620 1460 1400 (ps)
回転数 3000 2900 2500 (rpm)
吸気圧 +350 +250 +300 (mmHg)
高度 6100 5700 6500 (m)
減速比 1:0.5 1:0.5 1:0.5
【紫電改&雷電の諸元】
機種 紫電改 雷電33型
エンジン 誉(ハ45) 火星26型
全長 9.376 9.695 (m)
全幅 11.99 10.80 (m)
主翼面積 23.50 20.00 (㎡)
全備重量 3800 3482 (kg)
プロペラ 3.30 x 4 3.30 x 4
武装 20mm x 4 20mm x 4
1. 紫電改(誉21型) vs 雷電(火星26型)
図1(高度 - 速度)
図2(高度 - プロペラ効率、先端マッハ数)
図3(高度 - 馬力)
図4(高度 - 上昇率(m/s)、上昇時間(min))
誉21型は火星26型より全高度で馬力が大きいので、性能も全高度で誉26型エンジンを積んだ紫電改が優っています。
2. 紫電改(誉11型) vs 雷電(火星26型)
図5(高度 - 速度)
図6(高度 - プロペラ効率、先端マッハ数)
図7(高度 - 馬力)
図8(高度 - 上昇率(m/s)、上昇時間(min))
誉11型と火星26型の全開高度の違いにより、一速二速共に全開高度以下では誉11型の方が馬力が大きく、全開高度以上では火星26型の方が馬力が大きくなっています。
最大速度は馬力の上下を反映した結果になっていますが、速度差は10〜20km/hに収まっています。
上昇率は、全開高度以下では紫電改(誉11型)の方が高く、全開高度以上では差がありません。