一週お休みのつもりが、二週のお休みになってしまいました。イカンイカン。楽しみにしてくれてはった方にはすんませんでした！今週はちゃんと更新しまっせ～！！
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緊急やったからか、病院の方針なんかはわからんけど、盲腸を切るのに麻酔は部分麻酔！看護婦さん数人掛かりで抑えつけられて、脊椎にばっす～！！って注射を打たれるんやけど．．．これがもう痛いのなんの！！もう我慢できずにぐわーっ！！！て手術室でシャウトしまくり
まあ麻酔が効きだしてからは、うとうとしながらの手術やったけど...それでもはらわたをぐい～っと引っ張られる激痛で、何度麻酔のおおかわりをお願いをした事か
結局、一歩間違えりゃ腹膜炎ってとこまで腫れあがってた盲腸の摘出は、都合二時間余りの手術の上、無事に摘出。僕もヘトヘトの朦朧で手術室をでてきて、その小指ほどに膨れ上がったにっくきそいつを拝む事無く、病室に戻されて眠りにつくんやけど...眠りについたかと思いきや、数時間おきに襲う激痛で、病室に戻ってからも麻酔をおかわりしまくり！！
早朝になってやっと激痛も治まって、なんとか朝まで眠りにつく事ができたんやけど...
流石に少しでも動くと切ったお腹が痛むんで、こりゃコンサートで歌うなんてとんでもない。ベッドから起き上がるので精一杯やなと..． ここにきて、やっと１０周年コンサートへの出場を気持ちの上でも断念する事になるんよね。
いや．．．手術が決定した段階で諦めたつもりやけど、やっぱ、気持ちは未練でいっぱいやったし、ひょっとして術後の調子が良ければ、せめてコンサート会場である教会に顔出すくらい...とか、思ったりもしたんやけど.... まあ。腹切るってなあ、そんな甘いもんやなかったですわな
でね。気持ちのふんぎりもついて、さばさばしつつ、今頃みんな、コンサートの準備で機材を運び込む時間かなあとか思いながらベッドで横になってたら...カーテンの向こうで、看護婦さんとやたら愛想のいい声の会話が聞こえたかと思うと、カーテンがシャット開かれ、そこに居たのは...なんと...
やたら笑顔の【魚利伊】君！！！
聞けば、仕事の配達の途中に様子を見に来てくれたって話しやねんけど...お見舞いに持ってきてくれた品が．．当日、衣装で結ぶつもりやった【まっかなネクタイ】
心やさしき魚利伊君らしい、なんとも粋なはからいっちゅうか...
これには泣けたねえ。
～つづく～