昨日京都から戻ったばかりではありますが、明日からまた大阪へ。唇の端はまだ痺れたままでんでも、来週一週間を乗り切れば.. もうすこしもすこし はいよん。更新。
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「いつもフレッシュだから」...それが、その頃のテノールを象徴する言葉。
どう言う意味かってえと.. 毎回、それを初めて教わったかのように、すっぽり忘れて間違って歌ってしまうと言う意味やねんけど...
まあ、それはものの見事に前回指導された事を忘れてしまうテノールの懲りない面々。そりゃ、教えてる英雄’sちゃんも毎回苦笑にもなりますわい
何で毎回そんな事になるかってえと..構造はこう。
まず 1)英雄’sちゃんがお手本を歌う⇒ 2)テノールがそれをまねて歌う⇒ 3)お手本通り歌えないので 1)~2)を何度も繰り返す⇒ 4)そこそこできるようになる。
で、そこでソプラノやアルトの順番になって5~10分程度の間が空いて..で、次にテノールがお手本通りやろうとした時.. さっき教わった事がうまく再現できない
再現できない理由は...もちろん忘れてしまうという事もあるんだが..テノールの誰か一人が間違って歌うとそれにつられて、間違った方に全員がつられてしまうというのが主な構造。
でね。その日のたった10分前の事も忘れてしまうので、翌週の練習なんて事になると、そりゃもう、そんな事聞いたっけ?ってくらい見事に忘れているので.. それを以て「フレッシュ」と表現したんよね
でね。じゃあこれ..どうやったら覚えるの?って話しやねんけど...方法はたったひとつ!
「何度も何度も..何度も正しく歌う」って事で...
それには、「間違って歌わせない。間違った歌を他人に聞かせない」ってのが重要なんやけど、そのために僕は、毎回の練習で、ガイドボーカル機能になろうと決意するんよね。
つまり、英雄’sちゃんに教わった事ををひたすら忠実に歌う事、間違って歌う仲間がいたらその人に聞こえる様に大きな声で歌うというような事を、徹底しようと決めるんやけど...
最初はこれがつまんなくてね
思いっきり歌えんし..自分的に歌いたい感じでも歌えんし..不必要に大きな声で歌うから変に力んだりもするし..他の人の事を注意するがあまり間違た方にこっちがつられたりもするし...
んでもね。
そうやってるうちに、みんながぴたっと上手く歌えたりするとね.. これが、物凄く嬉しかったりするもんで... それは、自分が上手く歌えた時よりも、何倍も嬉しかったりするもんでね
そんな風に...新しい楽しみを見つけながら..何度も何度もみんなと歌う事で..何度も何度もみんなと歌う事が、それ自体が、僕にとっての凄く愉しい事になって行くんよね。
~つづく~