原とバレンタインの違い。
7月15日に行われた、巨人対広島戦での原監督の采配に疑問の声がスポーツ紙や新聞、野球ライター、ネット等様々な場所で続出している。.......... ≪続きを読む≫
よくも悪くも若大将なんだろうな。
大将になりたいんだよ。
伊原コーチが牛耳ってるなんて、コメンテーターの分析に腹が立ってたんだろうな。
だって最近異常な采配が多い。
一軍に昇格したばかりの脇谷を、エラーした瞬間に2軍に落とす。
一軍に上げたばかりの、久保や野間口を打たれた瞬間に2軍に落とす。
セーフティースクイズなんて微妙な戦術をする。
イ・スンヨプにバント。
etc・・・。
原は楽天の野村みたいに、采配で勝ったと思われたい。
でも野村の采配はあくまで弱者の兵法であって、抜群の戦力を誇る巨人にはあわない。
じゃあ誰をお手本にするか。
そこでバレンタインに目をつけた。
バレンタインのマネをしてるという訳じゃなくて、アメリカ式采配に目をつけた。
超合理的、超数字的、超独断的ともいわれても仕方ない采配に。
まぁ格好からマネして、ベンチ内をツバだらけにしないだけマシだけど、
采配をマネするのもどうかと思う。
それは巨人はもともと采配は保守的だからだとか、
ロッテよりホームランバッターがそろってて采配の仕様が無いとか、
小技を使える、足を使える選手が少ないとか、
「僕はお金を使わないと、プレーがさえないんですよねー」という西岡が居ないとかでもなく、
キャッチャーに鼻の下にほくろが無いからとかでもなく、
1シーズンに一回大炎上するクローザーが居ないってことでもなく、
もっと大きな問題は、
原が外人じゃないこと。
日本人は外人に、特に白人、黒人に対し寛大。
バカにするかもしれないけど、これって重要。
文化の違い、考え方の違い、倫理観の違い、性癖の違いを、
肌の色が違うんだからしょうがないですますところがある。
でも前記した違いは、日本人でもあるのは言うまでも無い。
実は日本で一番生きにくいのは、日本人かも知れないなーと思った今日この頃。