一人で出掛けてもいいと言われたら、
二人ではなかなか行けないローカル食堂へ
冬場はめったに走らない花畔札幌線沿い。
札幌とは思えない秘境感漂う佇まい
近場が続いていた反動で、プチ遠出にチャレンジ。
雪深いエリアですが、きれいに除雪されてますね
とある方からの情報を得るまで、知りませんでした
こじんまりとした店内には、
Ｌ字型カウンター５席と小上がり席に２卓
少々薄暗いけど、随分と年季の入った雰囲気
メニューは、600円から
そばだけでも、かなり種類があるほか、
丼物やセットメニュー、定食も揃っています
写真付きでおすすめはありますが、
ここまでやってきた当初の狙いはぶれずに
おっと、お父さんは出前に出掛けて行く様子。
前に停まっていた軽は出前用だったんですね
お母さん一人になった厨房から、ザクッザクッ…
待つこと１５分で完成
「カツカレー南そば」 950円。
揚げたてのカツがさりげないインパクト
こんな昭和な店にオリジナルメニューがあるなんて。
カツが埋まってるタイプとは真逆のビジュアル
それだけ、大量のそばが支えているってことかな。
いつもなら、後客が続くはずなのに、来るのは
こんなところで、ごまそばって珍しい
汁は鰹出汁が効いてとろみ強め☆
ズルズル啜れば、体の奥からポカポカしてきます
浮かんでいるカツは、
サクっとした揚げたての食感が楽しめるのはもちろん…
どっぷりと汁に浸かったカツもまた旨し
斜め切りのネギもいい仕事をしてますね。
途中からゆるくなる汁。
あれっ、挽肉も入っていたのか
お父さんは、戻って来るや否やまた出前
冷静さを失っていたのか、
いつもの一味を掛けるのを忘れて完食
お会計をしようとしたら、万札しかなかったけど…
「いいよ」 気さくに応えてくれるお母さん
外に出ると、ちょうどお父さんがご帰還
「この雪の中、出前は大変ですね」
「うちは、ほとんどが出前だから」 とにっこり
こともなげに話すお父さんに、何だかほっこり
昔からやっていると思いますが、他に飲食店はなさげだし、
この界隈の人たちにとってはなくてはならない存在なのかも
前日とは打って変わったような青空。
いやいや、ここも間違いなく札幌です
札幌市北区篠路町上篠路６４－３５
ごまそば喰べ処 かず造
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