経験から学ぶことと、経験談を聞くことの違い | 駆け出しキャリアコンサルタントのweb手帖

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キャリアデザイン・就職活動・人材開発・カウンセリングなどをテーマに、
自分の想うことや、ひらめいたことを綴っています。
2012年、30歳で国家資格2級キャリア・コンサルティング技能士合格。

はい、こんにちは。

駆け出しキャリアコンサルタントのよっしーです。


ちょっと落ち着きを取り戻し始めて、油断してたら体重が・・・。

せっかく絞ったのに、少しリバウンドしてしまいまして、

今度はそちらの調整に必死です(^^;


年とともに、だんだん体が言うことを聞かなくなるのが悲しいです・・・。



さてさて、本題です。


今日は、他者の経験から学ぶことについて、

前からの疑問を、整理もかねて​書いてみようと思います。

今日の記事は、「解」というより、

私自身もまだ答えを模索している内容です。



みなさんは、仕事上で何か困ったことや解決が難しいことがあったとき、

誰かから「俺はこうやって解決したよ」「私はこんなふうに進めたな」なんて、

アドバイスをもらうことは、ありませんか?


あるいは逆に、自分の経験を他の人に伝えたりして、

助け船を出してあげたりしたこと、ありませんか?


多くの人が、一度や二度は、経験があることでしょう。

おそらくは、良かれと思ってされていることだと思います。



みんな、自分の経験を語りたがるし、聞きたがるし、真似したが​る。



しかし、これが最近、自分の中で疑問になり始めているんです。

疑問と言っても、不満があるというニュアンスではなく、

不思議だ、とか、迷いが生じている、という意味合いですよ。


どの辺が疑問なのかというと、


「過去」の「他者」の成功体験は、きちんと反芻して、

自分の言​葉やシチュエーションに置き換えて理解する必要がある

という自分なりの考えと、矛盾しているように感じるからです。



「時期も、場所も、人も違うのに、

 なんで以前の体験が、今もそのまま通​用すると思ってるのか、根拠出せる?」って聞かれて、

果たしてどれだけの​人が、ちゃんと答えられるのでしょう。


多くの人が、気軽に聞いて、気軽に答えます。


本屋にでも行けば、成功者たちが過去の経験談を語る書籍が

文字通り山積みで溢れています。


でも、どうにもモヤモヤするんです。


これは持論ですが、


「過去」の「他者」の成功体験は、

受け取る側は、相当な自立心​と向学心がないと、依存体質になりかねないですし、

伝える側も、"い​ま"、"ここ"で役立つ知識に絞り込んで、

かつ正確に、丁寧に伝​えないと、ただの自慢話になってしまうのではないかと。



聞いて満足、話して満足。


それはいいですよ。

お互い「あー良かった」と思えるのですから。


さて、果たしてその経験談は、

活かされているのか、と言われると・・・??


でも、その一方で、

人って一人ではなかなか成長できないですよね。



じゃあどこまで出して​、どこで止めるのがいいのか。

その出し入れの加減。


これがまだ掴​みきれなくて、ずっとモヤモヤしてる感じです。

難しいですね。





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