いつの時代でも、敗戦国には
過酷な運命が待っている
それは、戦争の代償(代傷)でもあるのだが
ドイツの敗戦(第一次世界大戦)では
さらに苛酷な賠償と
軍事的拘束が課せられ
その負の遺産から
ヒットラーに対する期待が生まれ
やがてそれが、愛国と言う言葉に置き換わり
二度目の大戦につながっていく
ベトナム戦争後の後始末は
ホーチミンと言う優れたリーダーがいた為
跡を引く導火線は断ち切られた
それが、この２つの戦争の決定的な違いで
恩讐を超えて平和な世界を実現させるには
ホーチミンの様な優れたリーダーの存在が
絶対条件だ
もし道を外さなければ、
あのヒットラーでさえ
素晴らしいリーダーになった可能性も
あったんだろうが........ 現実は！
ベトナムや日本のように、戦争の後を
上手くやれた国は稀有であるんだろうか？
MSF(国境なき医師団)への誤爆が
これからどう言う意味を持っていくのか？
このシリア、イラク戦争を終息させられる
導火線になるのか？
だが、ロシアの正式な軍事介入で
戦争は一段と複雑になって来ている
やがて、大国(ロシア、中国)を巻き込んでの
大戦になる可能性もある？