皆さん、おはようごございます。

吉村涼子です。

 

先月は

旭川で着物会を実施

しました。

 

 

 

このたくさんのお着物を

みんなで羽織って

みました。

 

 

 

洋服もそうですが

自分に合わせてみないと

本当に似合うのか

分かりません。

 

パッと見て

インナーチャイルドも

「これ〜〜♡似合うはず〜」と思っても

 

実際に羽織ってみると

「あらら・・・?」となる場合も

あります。

 

逆に

絶対買わないだろうと思う

柄や色の着物が

 

「まあ!」と

似合っていたり。

 

驚きと発見の連続。

 

実はこのお着物。

 

お知り合いの方から

譲っていただいた物でした。

 

それで皆さんと

分け合う事にしたのでした。

 

ただの試着会では

もったいない。

 

そこで「チャイルド・ワーク」の

思春期のワークと

合わせる事に

したのでした。

 

思春期は他の年齢の人から見ると

「狂気的」に見えるのが

特徴です。

 

例えば

「毎朝、髪の毛を念入りにセット」してみたり、

 

制服を改造して

自分なりにアレンジしてみたり。

 

メイクで

コンプレックスを

隠してみたり。

 

それは外見だけに

留まりません。

 

思考や家族間においての役割、

行動をも含みます。

 

清潔過ぎる両親の元で

育ったのなら、

 

滅多にお風呂も入らないし、

部屋も散らかし放題に

なるかも知れません。

 

または

時間厳守が「人生の全て」と信仰している

厳格すぎる父親なら、

 

子どもは

そのように思考し

行動するように育ちますが、

思春期になると

何事にもルーズで

時間破りの生き方に

なります。

 

これは思春期の「実験」と言う

特徴です。

 

異質に見えますが

決して狂気的では

ありません。

 

発達段階からしてみると

極めて正常な生育なのです。

 

子どもが思春期になると

こうした異常とも思える行動

「実験」を通して

自分のアイディンティティを

確立しようとしているのです。

 

「自分が何者であるか知らないことは

非常に悲しいことです。」

 

と「インナーチャイルド 本当のあなたを取り戻す方法」の

著者 ジョン・ブラッドショー氏は

述べています。

 

私たち人間は

子どもを卒業し大人の生活に入る際、

 

自分のアイディンティティを確立するために

「実験」し、

他の行動、思考を試して

視野を広めようとするのです。

 

これは専門的に言うと

学童期までの全ての発達段階を

寄せ集め統合し、

再建する行為です。

 

思春期の「反抗期」もまた

同じメカニズムです。

 

歩行器に「嫌や」と反抗できなかった子どもは

思春期で

リベンジを果たすのです。

 

大人になるために。

 

ですから

今回の着物会も

自分の選り好みをせず。

 

全部を羽織ると言う

機会にしました。

 

「やっぱりな・・」から

「え? 意外だわ!』まで

 

インナーチャイルドの感想は

人それぞれ。

 

でも

それでいいのです。

 

みんなで羽織って

ワイワイ楽しみながら、

 

思春期のワークの

「実験」のワークが

できました。ウインク

 

着物会が終わると

「ふ〜〜疲れた」

 

意外と疲れるものです。

 

それはそうですね。

「チャイルド・ワーク」は

エネルギーを結構使います。

 

そのエネルギーで

自分を変革していくものですから。

 

楽しかったけれど

お腹も空いた・・・

 

そこで

訪れたのが

こちら。

 

旭川では老舗の

和食のお食事処「おかだ 紅雪庭」さんです。

 

門の前からして

老舗の風格。

 

のれんを

くぐると

日本庭が広がり

重厚な建物が見えて来ました。

 

 

 

門には

「登録有形文化財」プレートが。

 

 

文化庁から

「登録有形文化財」が出ている

お屋敷だったようです。

 

卒業生の寺田さんからは

「お蕎麦屋さん」としか

聞いていなかったので・・・・

 

私のインナーチャイルドは

びっくり!!

 

玄関に入ると・・・

 

 
あの有名な清酒「北の誉」の創設者、
岡田重次郎さんのお宅だったのです!!
 
なるほど・・・ニヤニヤ
 
贅を尽くして建てられたこのお屋敷は
昭和9年13年には皇室の方が
ご宿泊されるなど、
旭川の迎賓館的な役目も
果たしている特別な建物でした。
 
 
中に入ると
リビングだったであろう面影を残す空間が。
 
 
 
お洒落なお食事処に
姿を変えています。
 
なんと一番奥の部屋に
通されました。
 
 
寺田さんが
私のお誕生会として
予約して下さっていたが故。
 
 
「見積もりのない建て方」と言われるお屋敷には、
正面玄関のステンドグラス、
西日を美しく見せる銅の入った硝子、
クリスタルのシャンデリア、
遊び心のある欄窓、
美しい漆喰の壁など
美術的に見所満載。
 
奥の部屋まで進んだので、
見ることができました。
ありがとうございました。ニコニコ
 
 
私の席の後ろは
お軸とお花が
品よく飾られています。
 
癒されます〜。デレデレ
 
日本人って
いいなぁ〜
 
先ほどの思春期のワークの甲斐もあり
日本人としての
自分のアイディンティティを
誇らしく感じました。
 
お蕎麦と思って来たのですが
豪華絢爛のお食事が
来ました。
 
 
伝統の技術を持つ料理人が作るのは、
旭川の美味しい水と空気で
育った食材を元にした
蕎麦と日本料理。
 
食材の質の良さが引き立つ、
料理人の技術の高さは
味わえば誰もが納得するでしょう。
 
建物といい
お食事の素材といい、
料理の仕方といい・・
どれも逸品です!
 
 
 
せっかくなので
柚子酒を
頂きました。
 
 
美味しい食事と
窓から見える
日本庭園。
 
そこに紅葉が
映えています。
 
極楽です。ニコニコ
 
お庭の反対側は
このような眺め。
 
 
贅を尽くしたお屋敷の
美しさが
堪能できました。
 
ふ〜〜〜満腹。
幸せ〜ラブラブ
 
と思いきや
綺麗な着物姿の女性により
お蕎麦が
登場です。
 
 
このボリューム!
食べられるかしら!!
 
これが
美味しくて
スルスルと
お口に飲み込んで
しまいました。
 
更に
小豆の煮物のデザートに
ほうじ茶。
 
何?? このほうじ茶!!
 
最後に飲む「ほうじ茶」まで
格別に美味しい。
 
後で知ったのですが、
懐石料理を主に日本料理が
このお店の売り。
 
昼でも相談可能で、
結納式や法事などの各式のある食事会に
旭川の人々は使用するのだそう。
 
なるほど・・・
 
「紅雪庭」と言う名前の由来は
のれんをくぐった先に広がる庭。
 
そこに鮮やかな赤い「紅葉」が
あるから。
 
今年の夏は暑過ぎて
紅葉が今ひとつ輝かず、
まだ先とのこと。
 
でも
紅葉した「もみじ」を一枚
撮影してみました。
 
 
お食事を終えて
玄関を出ても
なお、足を進められないほど
美しいお屋敷の外観と
お庭。
 
 
旭川の閑静な街中にある
「おかだ 紅雪庭」。
 
素敵な誕生会を
ありがとうございました。