皆さん、こんにちわ。

吉村涼子です。

 

生徒さんからの質問で

「先祖供養をしたいが、チャイルド・ワークでできますか?」

というものが

あります。

 

供養かどうかは分かりませんが、

チャイルドワークをして 

人間関係が改善された人は多く

亡くなった家族への思いもクリアに

されています。


その結果、ご先祖様からの

お礼ではないかと思わざるおえない

不思議な体験をしたとよく

お聞きします。

 

チャイルド・ワークはインナーチャイルドを癒す

私が開発したワークです。

 

幼少期に持った心の傷を癒すだけでなく

社会復帰できるよう

未発達の部分を自分が養育することまで

含みます。

 

意識が自分以外の物、人、出来事に

囚われやすいものですが、

意識を自分へ、

引いて言うなら

自分の内側へ向けるのが

チャイルド・ワークです。

 

座禅や瞑想もそうですね。

 

先ほどお伝えしたように

チャイルド・ワークで

先祖や亡くなった人への

「自分の思い」も

クリアにすることが可能です。

 

それは対象不変性を使う事を

取り入れていきます。

 

対象不変性とは

物事には「良いこと」と「悪いこと」があるというものです。

 

こう書いてしまえば

簡単なことなのですが

それが洞察まで理解を深めれば

かなりの癒しを深められるのです。

 

対象不変性の質で

ライフスタイルを過ごしていけば

かなりのストレス軽減にもなります。

 

例えば

「苦手な人」

「ラクな人」

という具合に

対象不変性を学べなかった

アダルトチャイルドは

他者を

そう捉えます。

 

会社でも

上司のあの人は「良い人」=「好き」

部下のあの子は「悪い人」」=「嫌い」

という具合にです。

 

好きな上司を自分の中にある

良い箱と悪い箱に

無意識に入れてしまいます。

 

いったんその箱にいれてしまうと

それが固定化してしまいます。

 

好きで「良い人の箱」に入れたのに

上司の悪い部分を見たとします。

 

インナーチャイルドに支配されているので

アダルトチャイルドの人は

混乱します。

 

あれ?

良い箱から取り出そうか・・・

 

そしてあくる日

また好きな上司に戻っていたら

 

あれれ??

どっち??

インナーチャイルドは混乱するのです。

 

インナーチャイルドは頑固で否定的な

特徴を持っていますから

いったん入れたら

なかなか覆せないのです。

 

そうすれば自分の判断が「悪かった」こと、

もしくは「間違っていた」ことに

なるからです。

 

悪かった

間違った

それらはインナーチャイルドにとっては

致命的なこと。

 

なぜなら機能不全の家庭で

「あなたは悪かったから」と

罰せられたり

愛されなかったりしたトラウマが

残っているから。

 

だから一旦決めた事を

なかなか柔軟に変えれないのです。

 

良い箱と悪い箱にそれぞれ

カテゴリするのも

「悪い人」から自分を守るため

警戒するためのものです。

 

それは乳児期の発達障害である

「安全かどうか」という意識が

常にあるからです。

 

つまり世の中を「信じられない」という

信頼の質を乳児期に

学べなかったことからきます。

 

人や物、出来事、物事を

「良い箱」と「悪い箱」に区別する生き方は

とても窮屈です。

 

なぜなら先ほど述べたように

上司は「良い時」も「悪い時」も持っているからです。

 

自分の中の対象不変性を理解できれば

もっと自分を許せるようになりますし、

受け入れることができるように

なります。

 

そうすると、更に

他者への理解にも広げます。

他者も許す事ができる

寛容の質を持てるようになるのです。


対象不変性は

通信プログラムでは「幼稚園期」のワークとして

行うものです。

 

このチャイルド・ワークを応用し

亡くなった人や祖父母など

ご先祖さまも広げることができます。

 

会った事はないけれど

母親からずっとおばあちゃんの事を

聞いていたとします。

 

おばあちゃんの事は

母親からの情報しか

ありません。

 

そうなると母親の主観が入った理解に

なってしまいます。

 

「おばあちゃんは、いつもお母さんの私を怒っていたの」と

ひどい仕打ちをされた事ばかり

聞かされていれば、

自然に「おばあちゃん=悪い人」という

イメージが固定化してしまいます。

 

そうしてお墓参りに行くたびに

あまり「良い気分」になれない

かもしれません。

 

小さい頃聞かされていたイメージのため、

何となく嫌々行っていたかもしれません。



私たちは愛あいふれて生きるために

「生まれて来た」と言っても過言では

ありません。

 

好きでもない人のために

決まりだから、

義務だから、

「お墓参り」に行く。

 

そんなことは

しなくていいのです。

チャイルドワークで対象不変性を

理解できると

それかわ可能です。

 

好きも嫌いもなく

かけがえのない私の家族に

会いに行く。

 

「しなくては、ならない」から「する」のではなく、

「愛することで、自分の心が一層、満たされる」から

「する」という在り方に変われます。

 

自分の中の価値観を変更することで、

「好きでないけどお墓参りに行かなくては」

そんなふうにインナーチャイルドが

嫌々することから解放されるチャンスが得られます。

 

逆に「良い人」で崇められていた

ご先祖さまを型苦しく 

接しなくてもよくなります。


そんなご先祖様も

きっと窮屈だったかもしれません。

 

自分が自分の中の箱を

取り払ってしまえば、

両者に

それを解放してあげられるでしょう。

 

良い人でも悪い人でも

私の大事な人よ。 

どんなあなたも愛しているわ。

 

インナーチャイルドが言われたい言葉です。

 

自分を満たせば

他者へも与えられます。

 

 

自分の中にある

ご先祖さまへの判断をクリアにする。

私はそれが何よりの供養と考えました。

 

それを生徒の皆さんにお伝えすると

生徒の皆さんにミラクルが多く

起きるようになったのです。

 

私は「きっとご先祖さまもチャイルド・ワークで癒されたかった」

のではないかと考えています。

 

そして生徒の皆さんに

お礼が来たのではないかと

思うのです。

 

愛は時空を超えて

どこまでも広がるのですね。

生徒やクライアントさんの幸せな変化を見るたび

そう思わずにはいられません。

 

お盆や、彼岸など

普段、馴染みのない人でも

ご先祖さまへの思いを馳せる時期。

 

そんな時に合わせて

是非、

自分の中にある

ご先祖さまへの判断をクリアにしてみて下さい。