皆さん、こんにちわ。
吉村涼子です。

昨日は
マリアージュ&マタニティ・コースに向けて「自分を愛する」
というタイトルでおおくりしました。

いかがでしたか?
コースに参加される方は勿論の事
参加されない方でも
是非、参考にされて頂けたらと思います。

特に申し込みたくても
締め切られて参加できない方は
このブログで
少しでも参加気分を味わって頂けたらと
思います。

昨日お伝えしたように
通常ならコース中に説明し
コースが終わってから
各自で自由意思のもと
好きな時に始めるものです。

でも幼少期に虐待を受けていたり
機能不全の家庭で
なんの躾も受けていなかった人にとっては
難しい事なので
今からメールやブログでの説明を参考に
取りあえず始めてみてもらう事にしました。

その上でコースに参加されれば
具体的な質問もできますし
やってみてとても良かったという人は
発表する事で
成功体験を自分の中に
もっと落とし込める事ができます。

そのようなシェアを聞いて
ピンと来るクラスメートも出てきるでしょう。
コースは複数で行う授業型なので
1人の時よりも
パワーが加速する事も
期待できます。

そうは言っても難しいものです。
言うとカンタンなのですが
心に幼少期の傷がある
アダルトチャイルドにとっては
何でも難しいものにしたがるのも
事実です。

そこでコースまで折を見て
このようにブログで補足できるといいかと
思っています。

まず「自分を愛する」という事ですが
インナーチャイルドの言いなりになるのが
「自分を愛する」事になるわけではない。

この事をしっかり」と理解しておきましょう。

例えば
朝起きて、子どもがお母さんに言ったとします。
「お腹すいた。アイスちょうだい!」

子どもの言うオーダー通りに
アイスを与えれば
子どもから
「お母さん、大好き!」と愛される
好かれるかもしれません。

でもアイスを与えるのは
愛でしょうか?
という事なのです。

違いますよね。

知識が浅かったり
未熟な子どもは
食べると言う事がどれだけ重要なのか
栄養とバランスが
どれだけ成長に関わるか
そのような事を捉えてはいません。

お腹がすいた時に
好きなように
好きなものだけを食べたいのが
子ども。

その子どもに
忍耐強くやさしく
適切な説明や教えを与え
育んでいくのが
愛情を込めた
養育です。

子どもの言いなりになれば
ラクですし
好かれます。

でも愛ではありません。

本当に子どものためになっているのか。
真剣に考えて
実践するのが
養育です。

それは慈悲という言葉になるかもしれませんが、
母性の象徴です。
この女性性が人間にとっては、
最初に出会い養育される事で
その人の人生の
「人との懸け橋」
つまり人間関係を
構築するのです。

そのような愛され方をされなかった場合、
人との懸け橋がないわけですから
大人になって子どもができても
どう養育していいのか
分かりません。

自分にも与えられません。

すると「与えてくれる」養育者になってくれる人を
欲しますし
得られた場合、そのパートナーに依存しきって
その関係を悪化させて
離別してしまいます。

結果、結婚さえできれば
子どもさえできれば、
もう問題ないと
思っている人たちの
多くが結婚生活に多くの
ストレスを抱える所以でもあります。

本当にその人のためになることか?
それができるようになるには
まず自分にできるようになるのが
重要です。

朝ご飯をしっかり与えるのが愛なのか、
はたまた
断食するのが愛なのか、
それを見極めるために現状を把握する。
昨日食べ過ぎたのか
食べなかったのか
よく思い起こしてみる。
栄養について調べてみる。

それが真実の愛への
道のりだと言えます。

人生に答えはありませんし
正解もありません。

ただ真実の愛に向かって
自分なりに精進していく以外ないのです。

講師の私に正解を求めたり
どうしたらいいのか尋ねるのが
「チャイルド・ワーク」ではありません。

よってマリアージュ&マタニティ・コースも
そうなのです。

自分なりに
自分の事を本当に考えて
愛してみる。
それが「自分を愛する」ワークです。

甘やか過ぎず
厳し過ぎず、
一貫性を持って、
愛情込めて接するのです。


不倫は「悪い」から止めるのか
タバコはお金がかかるから止めた方がいいのか、
「良い」「悪い」という考え方は別にして
本当の愛の選択と行動ができるよう
考えましょう。
答えは自分の中にあります。

インナーチャイルドからの声を大事に
聞き取りましょう。

昨日お伝えしたように
まずは第一段階の
「インナーチャイルドの声を聞く」だけで
充分、自分を愛したことになります。

更に、その声に振り回されない。ことは
第二段階でしたね。

「アイスが食べたい!」
という声を聞けたら第一段階。

「でも今朝は寒いよ、お腹が冷えちゃう。温かいご飯にしようよ」と
インナーチャイルドを真から愛した言葉を掛けれたら
第二段階。

「朝ごはんなんて作るの面倒~~」
というインナーチャイルドの声を聞けたら
第一段階のダブル、達成です!
パチパチ!
自分に拍手です。

「冷蔵庫のあるものを見てから、カンタンに作れる体にいいものを食べようよ」
とインナーチャイルドと妥協案をかわせれれば第三段階です。

更に面倒なのに
時間がかかるのに
いつもはコンビニで済ますのに、
今日は遅刻もせず
自分のためだけに朝ごはんを与えれたのなら
第四段階でしょう。

その日、その日で
どの段階で終わるかを
簡単にメモしておきます。
これが昨日お伝えした記録ですが
これもメモ程度で充分です。

すごい記録を作ろう!と
意気込み過ぎて
できないで終わってしまうのなら
最初からやらない方がましですね。

毎日第三段階ばかり目指したら
息切れしてしまうなら
第一段階で留めても
充分、自分を愛する事ができたうちに
入ります。
その上で余力があったり
インナーチャイルドが面白がって
もっとしてみたくなったのなら
第二段階、第三段へと
進むのがいいでしょう。

忙しい大人の今の自分が
最後までやり通せる
そんなものにしましょう。

簡単で楽しいのが
「自分を愛する」ワークですが
傷を抱えたインナーチャイルドにとっては
難しいものです。

肩の力を抜いて
でも真剣に本当に愛するとは
どういうことか
考えて過ごして欲しいと思います。