嫌なタイトルですね

今日帯状疱疹ワクチンを打ちました。ワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンの二種類あります。生ワクチンは1回の皮下注射で済み、価格も10,000円程度ですが、不活化ワクチンは筋肉注射で2回打たねばならず、価格も20,000円(1回分)と高価です。生ワクチンの副反応は少ないですが、不活化ワクチンの副反応は酷いようです。但し不活化ワクチンの効果は90%弱と高く、長期に渡り効果が継続します。で、ケチで肺癌の私はどちらを選んだかと言うと、実は不活化の方なのです。理由はただ一つだけです。効果が高い、帯状疱疹で痛いのは嫌だという事です。痛いのは本当に嫌です。

 

今接種後12時間立ちましたが、接種場所が腫れて来ました。コロナワクチンと大体同じような気がします。私は誤解していましたが、帯状疱疹はヘルペスウィルスによる発症ですが、いわゆるヘルペスと全く同じウィルスでは無いのですね。ヘルペスは単純ヘルペスウィルス(HSV)に寄りますが、帯状疱疹は水疱瘡・帯状疱疹ウィルス(VZV)により引き起こされます。幼い頃に水疱瘡に架かった事のある方は潜在的にウィルスを持っているので、加齢や疲労、ストレスなどでウィルスが活性化した時に帯状疱疹として蘇ります。何回も蘇りますので、免疫力の低下した我々患者は、生ワクチンで十分なので打っておいた方が良いと思います。

 

尚、ワクチンの価格が高いので、各市町村では接種費用援助が有る場合が有ります。私の住む東京のチベットでは約半額援助してくれます。それでも高額なので、中々打つ気にならないのも事実です。病院から出てきた後、高価なワクチンを接種した事に調子に乗ってしまい、隣を走り去るBMWに向かって、へッ、こっちは不活化ワクチンを打っているのだぜ、と啖呵を切る有様でした。