♪はんにゃづき♪ の 今日はどんな日?

「ドキドキ」「ワクワク」「キラキラ」が、たくさん、たくさん、降り積もりますように!


テーマ:

地球で過ごす日々の中の「ドキドキムンクの叫び」や、「ワクワクドキドキ」や、「キラキラキラキラ」を書いてゆけたら、 幸せです。




宮澤賢治の「永訣(えいけつ)の朝」の続きに入る前に、父、政次郎さんについて書いておこうと思う。



♪ はんにゃづき ♪ の 今日はどんな日?
                   父、宮澤政次郎 

賢治は、名家の長男として、幼い頃から大切に育てられた。6歳の時に赤痢で入院した時は、政次郎が自らつきっきりで看病にあたり、自分まで赤痢に感染してしまったほど。


跡取りでありながら、貧しい農民相手に質屋と古着屋で利を得るという家業は、賢治には耐えられないものだった。


自分の子供でありながら、家業を嫌い、熱心な浄土真宗の信者である自分に、 日蓮宗への改宗まで訴える賢治を、父として悩みながら導こうとする姿は、胸が痛む。


幼い頃から頭が良く、礼儀正しいものの、なんともいえないもの悲しさを漂わせている賢治を、政次郎は「前世に長い間、諸国を巡礼して歩いた宿習がある」と評していた。後の賢治の、魂の彷徨を予言するような言葉だなあと思う。


トシ、そして、賢治と、二人の子供に先立たれた政次郎の心の内は、察するに余りある。



          ♪ はんにゃづき ♪ の 今日はどんな日?
              明治34年、トシ3歳、賢治5歳



「永訣(えいけつ)の朝」 (続き)


はげしいはげしい熱やあえぎのあいだから
おまえはわたくしにたのんだのだ
 銀河や太陽 気圏などとよばれたせかいの
そらからおちた雪のさいごのひとわんを……
…ふたきれのみかげせきざいに
みぞれはさびしくたまっている
わたくしはそのうへにあぶなくたち
雪と水とのまっしろな二相系をたもち
すきとおるつめたい雫にみちた
このつややかな松のえだから
わたくしのやさしいいもうとの
さいごのたべものをもらっていこう


みぞれ、それは雪でもなければ、水でもない。雪と水とに二つの相をもったもの。

天と地の境に存在するそれは、まさに、生死の間ををただよう、トシのようにも思える。

そして、命あるトシにとっては、最後の食べ物だが、旅立った時には、死に水となる。なんと、切ない事か。


わたしたちがいつしよにそだってきたあいだ
みなれたちゃわんのこの藍のもようにも
もうきょうおまえはわかれてしまう
(Ora Orade Shitori egumo)
ほんとうにきょうおまえはわかれてしまう


三行目のわかれは「ちゃわんのこの藍のもよう」との別れを、五行目のわかれは、自分やこの世から、本当に別れてしまう現実を、賢治が受け止めた事になろうか。


(わたしは わたしで ひとりで 逝きます)

なぜ、ローマ字表記なのか。トシの言葉は、(あめゆじゅ~)(うまれて~)ともに、字下げをして平仮名書きなのに。

一緒に死んでしまいたいと思った賢治にとって、意外な言葉だったからだろうか。感情のない無機的な言葉として表現したかったのか。



♪ はんにゃづき ♪ の 今日はどんな日?

           冬を越し、やっとのびのびと花を開かせ始めた

           庭のパンジーに、突然の雪!



雨雪と連呼していたら、本当に雪が降ってしまった。桜が咲き始めている、こんな季節に。


天上のトシさん。賢治さん。私に、清らかな白い世界を見せてくれて、ありがとう。お椀に入れたのは、きっとこんな美しい天の食だったんだね。


(次回に、続きます)

ベル今日の 突然の雪って 大きな力が また 私に働いてるよ 度 50P


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