逆転裁判シリーズのサントラ紹介、
12回目。全3回の最終記事。
《逆転裁判5》
- 逆転裁判5 オリジナル・サウンドトラック/ゲーム・ミュージック
- ¥3,240
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- 3回目。
- 《法の暗黒時代》
- 今作は逆転裁判4から、
- 約10年ぶりの新作。
4でいろいろ問題が起こり、
続編をすぐ作ることができなかったからだが。
ゲーム内でも、そのつじつまを合わせるために、
様々な試行錯誤が行われ、
その一つが法の暗黒時代という設定。
序章の曲などにもフレーズが使われ、
印象深い曲だ。
曲自体はタイトル通り、不穏な雰囲気の曲。
- 《宇宙の中心の長》
- オオガワラ艦長のテーマ。
- 今作は、4~5話は、
- 宇宙センターを舞台に話が進むのだが。
- その宇宙センターの館長のテーマソングで、
- 雄大かつ偉大かつ遠大で勇壮な、
- 熱すぎるテーマ。
- ゲームが違う。これシューティングゲームとか、
- そういう別のゲームの曲だよ!
- オオガワラ艦長もこのテーマソングみたいに、
- かっこいい人ではないので完全に曲負けしてる。
- でも、曲自体は本当に素晴らしい。
- 《捜査 2013》
- 今作は序盤、中盤の区切りは無くこの1曲。
- ちょっと不穏だけど大きな展開は無いという感じ。
- 序盤の曲は明るめで、中盤の曲は不穏だったりクライマックス風だったりと、
- 曲によって雰囲気が違ったが、それを合わせた感じ。
- 《捜査 核心2013》
- 逆転裁判3では核心の曲は、1の曲がそのまま使われていたので、
- 岩垂さん作曲の核心曲は本編では初。逆転検事ではあるけどね。
- で。
- やっぱり、1~3の緊迫感のある曲の印象をひっくり返すほどではない。
- ただ、1~3と違い直接死体を調べることも少なくなったし、
- ちょっと雰囲気が軽くなったこの曲でもいいのかも。
- 《涼やかな海》
- 追加コンテンツの、
- 水族館で流れる曲。
- 清涼感あふれるミニマルループが心地いい、
- 環境音に近い曲。
- この曲は、ゲーム中「結構いいじゃん、じっくり聞こう」と思ったら、
- 場面転換してすぐ聞けなくなり、
- その後、さっぱり聞く機会がなくなったという思い出がある。
- そのため、サントラで始めてじっくり聞いたのであった。
- 《終幕》
- エンディング曲。
- 毎回エンディングの曲はそれぞれの雰囲気で素晴らしいのだが、
- 今作はさらに別格。
- 10分を超えていて過去最長。
- なるほどの異議あり!テーマのアレンジからはじまり、
- いつものエンディングのようなやさしい曲調になったり、
- 法の暗黒時代のフレーズが入ったりと、様々な展開を迎える、
- 超力作。
- 岩垂氏は、素晴らしい作曲家だ。
- ==========
- というわけで、
- 逆転裁判5は以上。
- あとは、
- 逆転裁判関連作、ゴーストトリックと
- レイトンVS逆転裁判と、
- 大逆転裁判。