さて、今日は等々力へ。
等々力で皇后杯の決勝があったので、見に行きました。
早速、レポートです。


皇后杯全日本女子サッカー選手権大会決勝 アルビレックス新潟レディース0-1INAC神戸レオネッサ(等々力)
得点:澤
主審:山下良美(1)

試合は、INAC神戸は高瀬や川澄を使いながら、中島が積極的に絡んでいく展開に。
新潟Lは守りながら山崎などにボールを集める展開になります。
しかしながら、お互いになかなかゴールが遠い展開に。
前半は五分の展開で、スコアレスで折り返し。
後半になっても流れは変わらず。
新潟Lはよく守りながらの展開になります。
それでもINAC神戸は、右CKから澤が頭で押し込み先制。
最後は新潟Lも波状攻撃を見せるも、INAC神戸に守り切られて試合は終了。
INAC神戸が1-0で新潟Lを下し、2年ぶりの皇后杯制覇となりました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームの新潟L。
しっかり守って、チャンスとあらば山崎や大石、小島が絡んでいく展開は、見応えがありました。
前半に決定機が1つあり、後半点を失ってからもチャンスはあっただけに、惜しい試合になりました。
GK福村は積極的に前に出てINAC神戸のチャンスを止めてましたし、守備もよく耐えていたと思います。
それだけに、勝って新潟Lにタイトルを取らせてあげたいなという気持ちになりましたね。
その希望は、来年以降になります。
どう来年に繋げていきますか。

一方、アウェイのINAC神戸。
まずは優勝、おめでとうございます。
以前と変わったなと思ったのは、中島が積極的に前に出るようになったなと感じました。
タレント揃いのメンバーでも目立っていたと思います。
新潟Lの速いカウンターに苦しむ場面もありましたが、しっかり守れてましたね。
ゴールのシーンは、さすが澤さんという位置取りでした。
こういう大舞台で決めるこそなんでしょうね。
とはいえ、以前と比べるとやはりスピードが落ちているのは気になりました。
この辺が来年以降の課題になると思います。
どう切り抜けていきますか。


INAC神戸、澤の引退を自身で飾る見事なゴールで皇后杯制覇。
新潟Lは、主導権を握る場面はあったものの、またもタイトルは遠かった。
そんな試合でした。
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