さて、続いては第2試合のレポートです。
まさかのワイルドカードトーナメントにまわったサントリーと、近鉄の試合になりました。
早速、レポートです。


ラグビートップリーグワイルドカードトーナメント1回戦 サントリーサンゴリアス24-16近鉄ライナーズ(秩父宮)

試合は近鉄に動きます。
右に展開して田中がトライを決めて先制。
サントリーはPGを返して何とか粘るものの、前半はなかなか近鉄のディフェンスを突破できない展開に。
近鉄はサントリーをはね返して攻める展開になります。
前半は、近鉄が13-8とリードして折り返し。
後半になると、徐々にサントリーが優位な展開に。
近鉄の足が止まり始めたのもあり、サントリーが近鉄に攻め込む展開が続きます。
村田や有賀がトライを決めて、近鉄を逆転。
結果、サントリーが24-16で近鉄に逆転勝ちし、2回戦に駒を進めました。


というわけで、両チームの指針へ。

まずは、ホームのサントリー。
うーん。勝つには勝ったんですが。
プレーオフ進出を逃したことを引きずる展開になりました。
攻撃はノックオンやペナルティ連発でようやく形になったのは残り15分ぐらいから。
近鉄に相当苦しめられたなという印象です。
バーガーのプレーの荒さも目立ち、さすがに前半で交代させられるのもありました。
この勝ちでうぬぼれると、完全にリコーに飲まれます。
引き締めて次にいってほしいですね。

一方、アウェイの近鉄。
よくも悪くも近鉄だなという展開に。
攻撃は畳み掛けるイケイケの雰囲気もありながらの流れに。
とはいえ、ミスもありましたがね。
今日は、サントリーに対して守備が頑張ってたなと思います。
さすがに最後は足が止まってサントリーに耐えきれなくはなりましたが、チームとしては前進したなという雰囲気は見えました。
ここで次に向けてどう切り替えるかが大事だと思います。
来シーズンも楽しみです。

さて、この試合。
とにかく酷かったのはレフリーでしょう。
ケンカ寸前のシーンに対しても全く注意を入れず。
その割には、ノットリリースザボールは頻発。
あげくの果てにはトライとわかるシーンですらTMO判定に頼る始末。
これでは試合がガタガタになる5も無理はありません。
ちゃんとしてほしいなという印象を受けました。


サントリー、残り15分でようやくリズムを取り戻し辛うじて2回戦に。
近鉄はサントリー相手に奮起も、最後が粘れなかった。
そんな試合でした。
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